前回は「算数の学習法・伸ばし方〜成績が上がらない時〜 」の話でした。
中学受験に向けての学力増強には「早起きして算数を学ぶ」が、とても良い話でした。
「早起きして理科や国語は?」と感じるかもしれませんが、ぜひ算数にしてください。
受験科目に算数がなければ別ですが、合格には算数で点数を確保するのが必須です。
算数は好きだよ。
子どもが、算数が得意ならとても良いことです。
算数はイマイチ・・・
と、算数に苦手意識を持っている子もいます。
それほど得意でないとしても、ぜひ子どもと一緒に早起きして、勉強してみてください。
算数が少しずつ分かるようになると、スーッと天に向けて視線が広がるような気持ちになります。

こんな体験したら子供は喜ぶでしょう。
こういう経験は長い人生において、かけがえのない宝になります。
旅人算、流水算、比の問題・・・・・と色々な考え方があります。
それらが少しずつ有機的に結ばれると、ある時、いくつかの歯車がカシャっとつながるような体験をします。
そういう体験をするのは「すごく算数が得意な子でないと無理では?」と思うかもしれませんが、そんなことはないです。
様々な教科の中で、算数は比較的「ある種のセンス」が強く影響する科目です。
しかし、小学生の時点でのセンスというのは特段のことではなく、誰でも目指せることです。
朝早起きして算数やって、「できなかったこと」や「新たに学んだこと」は頭に残ります。
特に意識しなくても子供たちが登校し、その後の1日生活する中で自然と頭の中に残っているものです。
そうした中で新しい考え方が定着したり、発展したりして、学力が向上してゆきます。
子供、特に小学生の柔らかい頭だからこそ、こういう可能性がたくさんあるのです。
「早起きは三文の得」と言いますが、非常に大きな効果があります。
ぜひ、早起きして算数を!