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記述式問題への考え方 3|中学受験

前回は「記述式問題への考え方 2」の話でした。

「記述が苦手」な小学生が多いのは、小学校教育で「自分の意見を述べる」ことをしていないからです。

小学校のテストで暗記したことを書いて○、xを受けて点数と成績が出ます。

中学受験のための塾に通うと、さらにテストが増えて○、xがたくさん出て、点数が出て「偏差値」まで出てきます。

子供の立場から考えると「○が欲しい。xは嫌だ。」が当然だと思います。

小学校低学年から塾に行っているお子様は、塾が記述式を課しているかもしれません。

小学校でやってないことなので、低学年から塾でやっていても「イマイチ何を書けば良いか分からない」から「苦手」に感じてしまうのです。

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「何を書けば○なのか。」を考えてしまうから、書けなくなるのです。

まずはお子様に好きに書いてもらって、褒めてあげましょう。

良かったら◎か○で、的外れだったら△、そしてxはつけないようにしましょう。

塾などで中学入試の「模範解答」が出ていますが、それが本当に「模範解答かどうか?」は分からないのです。

解答を作成している方々の能力は高いでしょうから、「的外れ」であることはないでしょう。

しかしながら、その「模範解答」を実際にある学校の採点者に出したら「満点かどうかは不明」なのです。

今年の麻布中の入試問題では、移民問題に対して「いかようにも回答できる」出題がありました。

「いかように回答できる」とは言え、「麻布として評価する」基準が明快にあって、それをもとに採点しているのでしょう。

ウクライナで戦争が始まり大勢の移民・難民の方がいらっしゃる中、非常に大事な問題です。

麻布の試験において、自由に書いた答えが「麻布として受け入れられない内容」はxかもしれません。

余程思想に偏りがある場合を除き、「はっきり意見を自分の意見を書くこと」は入試においても、高く評価されるはずです。

「○,xを気にしないで」自由に書いてみること、記述問題対策は、そこから始まります。

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