前回は「中学受験をするべきかどうか」の話でした。
お子様の個性に合う教育理念・校風を持つ学校に
うちの子を行かせたい!
と親が思うことが、まずは中学受験の大きな動機でしょう。
ITmedia ビジネスオンライン


中学受験させる理由 2位は「個性にあった教育を受けさせたいから」、1位は?
POPERは、2021年度の中学受験直前の子どもを持つ保護者に、「21年度の中学受験実態調査」を行った。子どもに中学受験を受けさせようと思った理由の1位は「質の高い教育を受…
一方で「小学生に詰め込み教育を強いて、(不必要な)中学受験させるのは正しい教育ではない」というお考えもあります。
この「正しい教育」も様々な意見がありますから、まずは親御様がよくお考えになるのが良いと思います。
僕の考えでは「正しい教育」というものは一つの答えがあるものではなく、「人それぞれ」であると思います。
その人の、あるいはその家庭の価値観によって根本的に変わるからです。

「正しいこと」というのは、なかなか難しい面もあります。
例えば「1+1=2」は「正しい」ことで、「1+1=3」は「間違っている」ことになります。
数学や物理であれば、「正しい」「正しくない」は論理的に決定づけられることが多いです。
理念は論理で決定できることではありません。
北欧的な教育が好きな方、「子供にはどんどん学ばせた方が良い」と考える方もいらっしゃるでしょう。
教育に関しては様々な方の意見があり、唯一つの「正しい教育」というのは存在しないと考えます。
中学受験は親子共々、膨大な時間・エネルギー・費用がかかる家庭の一大行事です。
お子様が「この学校にぜひ行きたい」あるいは親御様が「この学校に、うちの子を行かせたい」とお考えの方。
「よし、やろう!」と思い切って突き進んでゆくのが良いでしょう。
その一つの参考として、「本質的教育で中学〜大学受験合格を目指す」方針の新教育紀行をお読み頂ければ幸甚です。