受かる子の考え方・姿勢・合格への気持ち〜ヘミングウェイ「持てる力に自信を」〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「受かる子の気持ち・考え方・不安な時〜チャーチル「チャンスを見出す」〜」でした。

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不安な気持ちの中

Ernest Hemingway(Wikipedia)

関西圏の中学校する受験生は、入試当日まで一月ほどとなりました。

焦らずに、健康に過ごして当日をお迎え下さい。

際立った学力をお持ちの方で、

このまま行けば、
志望校合格間違いなし。

という方も、いらっしゃるでしょう。

実際には、そういう方は全体の1%ほどです。

大多数、大抵の中学受験〜大学受験を控える子ども・親は、皆不安です。

中学受験の時、僕も不安な99%の方にいて

果たして、
このまま当日迎えて大丈夫だろうか?

と、日々不安に感じていたものです。

もう30年以上前のことですが、当時の気持ちはなんとなく覚えているものです。

勉強すればするほど、今度は

あれも
出来てない・・・

これも
覚えなければ・・・

となります。

そして、「分かってない部分が出てきて」焦ってしまう気持ちになりがちです。

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合格最低点を上回る姿勢

落ち着いて考えてみましょう。

模試も当日の試験も、出された試験問題を全部できる必要はもちろんないのです。

当日に自分が出来る問題がちゃんと出来て、「合計点が志望校の合格最低点を上回れば良い」のです。

確かに
そうかも・・・

今持っている自分の学力を信じて、直前期にもう少し学力あげてみましょう。

偉大な作家・詩人のアーネスト・ヘミングウェイは下記のような言葉を残しています。

今は”ないもの”について
考えるときではない。

 ”今あるもの”で、何ができるか
考える時である。

「ないもの=まだ自信がいまひとつ持てない分野」ばかり考える前に、大事なこと。

それは「あるもの=すでにある程度出来て、自信がある科目・分野」を大事にする気持ちです。

「あるもの=すでにある程度できて、自信がある科目・分野」を肯定し、自信持ちましょう。

算数のある分野が得意でしたら、

僕は、
ここは大丈夫!

と考えてましょう。

社会の歴史か地理のどちらか得意でしたら

私は、歴史は
大丈夫だから・・・

地理を、
もう少しやってみよう!

僕は社会で歴史は大得意でしたが、地理は全然良くなくて、

このままでは、
まずい・・・

と落ち込みました。

地理は、特に直前期に「得意にはならなくても、合格するためのラインは下回らないように」なんとか頑張りました。

地理ではギリギリのラインで良いから、
得意な歴史で大きく挽回しよう!

と。

現在自分の持てる力を信じて、合格向けてもう少し突き進んでみましょう。

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