木のおもちゃを作る楽しみ 2〜小さな子供におすすめの知育玩具・「分かりやすい」木製おもちゃ・製作中に動かして確認・身の回りのモノで製作・立体を想像〜|子供の教育

前回は「木のおもちゃを作る楽しみ 1〜小さな子どもにおすすめの知育玩具・木製おもちゃ・街を散歩して見つける楽しみ・ちょっとした発・説明書と同じアングル〜」の話でした。

目次

小さな子ども向けの「分かりやすい」木製おもちゃ

Robotime 水上飛行機

パーツが少なく、分かりやすいので、大分完成してきた「水上飛行機」。

Robotime 水上飛行機

前回のリボルバーと異なり「親子でつくろう!」と謳っているだけあって、いかにも「子供向け」です。

Robotime リボルバー

それぞれのウッドパズルには、Levelが表記してあり「水上飛行機は星一つ」「リボルバーは星二つ」です。

この「星一つ」の差は非常に大きく、星二つのリボルバーは中学生以上の子が一人で作るイメージでしょうか。

個人的には、この「星一つ」のシリーズをどんどん充実させて欲しいと思います。

これは、
プロペラだね。

そうだね。
つけてみて。

Robotime 水上飛行機

早くもプロペラが登場して、「飛行機らしい」感じになってきました。

日頃乗る旅客機などには、プロペラはついていないことが多いです。

プロペラがついている方が「飛行機らしい」感じがします。

ついたよ!

こういう模型では、プロペラなどは「動く」のが大事です。

製作中に動かして確認

プロペラが
動かせる?

つけたばかりのプロペラを回してもらいます。

あれ?
動かないよ。

思い切り奥までさしてしまったので、プロペラが固定されてしまいました。

こういう
動くパーツの時は、奥までささないんだよ。

今作成したばかりのパーツの部分を手元に取って、少し手前に引いて見せます。

これで、
動くかどうか、みてみて。

あ、本当だ。
動くね。

さっきよりも、少し
ここの部分に隙間があるでしょ。

「プロペラが回転するための隙間」を横から見てもらいます。

うん。
そうだね。

ここに隙間があると
動くけど、ないと動かないね。

そうかあ。

これは「当たり前のこと」ですが、こういうことを「子どもに実感してもらう」のは大事だと思います。

身の回りのモノで製作する:アイスの棒

Robotime 水上飛行機

続いて尾翼を作成してゆきます。

少し細長いパーツを取り外しますが、こういう時は細くて平べったい木製の棒がとても役立ちます。

以前ご紹介しましたが、この木製の棒は「アイスの棒」です。

アイスの棒が
役立つね!

僕がアイスの棒で
取る!

次男も乗り込んできて、製作に関わりたがります。

これがあると
作りやすいね。

これがなかったら、
どうやって外すの?

確かに、この細長いパーツを取り外すのは、なかなか難しそうです。

「アイスの棒」がなければ、ドライバーだと傷つきそうです。

そこで、平べったいプラスチック製の定規等で外すのでしょうか。

いずれにしても、「アイスの棒」という「身近なものが役立つ」ことは、大事なことです。

Robotime 水上飛行機

尾翼を差し込んで、飛行機の翼が完成しました。

これで
飛ぶね。

もう飛行機になって
きたね。

説明書を見て、立体を想像する

Robotime 水上飛行機

3枚の板を重ねて、何かを作ります。

これは何?

完成の
写真をみてみて。

ああ、
これかあ。

通常の飛行機にはない、水上飛行機ならではの、海面に着底する際のパーツです。

Robotime 水上飛行機

この飛行機に
どうやってつけるんだろう?

つけるところが
ないよ。

説明書を
よく見てみて。

Robotime 水上飛行機

ひっくり返す
のかな。

そうだね。
そこにつけるんだね。

僕も
付けたい!

先ほど作成した長いパーツを支える部材をつけてゆきます。

このシリーズは、他にもいくつかありますが、兄弟・友達同士で一緒に作るには、非常に良いと思います。

様々なおもちゃに触れる実体験

ガンダムのプラモデル(新教育紀行)

僕が小さな頃は、今のように知育玩具がこれほど沢山はありませんでした。

「プラモデル」というと、ガンダムが定番でした。

そして、上のような「デフォルメされた」ガンダムではなく、「リアルな」ガンダムが多かったです。

今のように、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)に様々なシリーズがあったかどうかは、覚えていません。

僕たちが小学生の頃、最も簡単で「小学生低学年でも作れるガンダム」が、600円だったように記憶しています。

まだ消費税が登場する前で、「きっかり600円」で、100円玉・500円玉を握りしめて、買いに行きました。

僕が小学生だった1980年代はネットがなく、街中にはオモチャ屋さんが結構たくさんありました。

大抵のオモチャ屋さんが「メーカー希望小売価格」つまり「定価」で販売していて、それが当然でした。

おそらく、都内近郊では小学校一つか二つの学区に「一つ以上のオモチャ屋さん」があったのではないでしょうか。

街のおもちゃ屋さん(新教育紀行)

今は、ネット通販が割引価格で販売し、便利かつ手頃です。

とても小売店の商売が、成り立つ状況にはありません。

こういうオモチャ・知育玩具は「親が与える」のも良いですが、「子供と一緒に選ぶ」経験も大事だと思います。

そういう「実体験」を重ねながら、学んでゆくのが良いように思います。

新教育紀行

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