前回は「学力伸ばして合格へ〜偏差値と学力〜」の話でした。
今回は小学校6年生のお子様が、これから受験当日を迎えるまでの話です。
実践している方は多いかと思いますが、早起きして算数をやりましょう。
中学受験において算数で失敗すると、他の科目で挽回するのは、比較的困難です。
算数が得意な子は算数で得点を大きく稼ぎましょう。
そして、算数が得意ではない子は「算数で他の子に大きく差をつけられない」程度の学力を身につけましょう。
新しい問題を解くのも良いですが「復習」「出来なかった問題を解き直す」ことを中心にしましょう。

朝の頭が冴えている早朝に、とても新しい問題を解くのは良いことです。
「出来なかった問題」や「不得意な分野の問題」も取り組んでみましょう。
朝に勉強したこと内容は、その後小学校に行って半日過ごしている間に、無意識のうちに頭の中を反芻します。
無意識に、なの?
本当かしら?
人間の脳は、いつも活動していて、無意識に色々と考えています。
学校でなにげなく過ごしている間に解けなかった問題の解法が、頭の中で発展・蓄積されてゆくのです。
そして、それらの解法が頭の中で結びついてゆきます。
解けなかった問題のプリントか、親御様が自筆でノートに書いて、それを子供に解かせてみましょう。
お子様が自分で選ぶのも良いですが、子供は「自分にとってやりやすい問題」を選んでしまう傾向があります。
親は子どもの得意・不得意を把握されているでしょうから、親が選ぶのも良いと思います。
一番良いのは朝6時に起床して、1時間ほど算数を復習することだと思います。
ぜひ実践してみてください。
大きな効果となり、算数の学力がグーっと上がるでしょう。