おすすめ船のプラモデル 4〜観察しよう〜|教育と創造性

前回は「おすすめ船のプラモデル 3〜観察しよう〜」の話でした。

駆逐艦の船底に設置する金属が出てきました。

スチールだと思いますが、持ってみるとなかなか重たいです。

「おもり」だけに、比重が大きいようにも感じるので、合金かも知れません。

重いね。

小学校2年生になると、金属は知っています。

金属って、どこにあるか知ってる?

う〜んと。

電車とか車かな。

そうだね。

これも金属だよ。

机や椅子にあるネジも金属であることを、教えます。

そうなんだ。

結構、沢山あるんだね。

このおもりは、つけてもつけなくてもいいよ。

えっ。
そうなの。

おもりをつけた方が、船がどっしりして「飾る」には良さそうです。

こういうプラモデルは、基本的に「飾る」ために作りますが、小さな子どもは、動かして遊びます。

おもりをつけないで、船を動かしてみて。

うん。

船底を接着せずに、「おもりなし」で船を動かしてみます。

今度は、おもりを入れて、動かしてみて。

うん。
ここに入れるんだね。

「おもりを入れて」船を動かしてみます。

少し重たいね。

動きずらいね。

僕もやってみると、結構重さが違うので、だいぶ動き方が変わります。

ちょっとした実験です。

おもりを入れるのと、入れないのと、
どちらが良い?

う〜ん。

しばらく考えて、

おもり入れる!

では、おもりを入れよう。

金属のおもりを入れて、船底を接着します。

少し、説明書にはない「横道」にそれてみました。

勉強する時も、「教科書通りに学ぶ」のが王道ではありますが、ちょっと横道にそれることも良いことです。

「なぜだろう?」とか少し気になったことがあったら、考えてみましょう。

「考えても、わからない」ことも多いですが、「考えてみる」姿勢は大事です。

「自分で考えてみる」や「自分で調べてみる」姿勢が身につくと、良いですね。

そういう姿勢は、算数(数学)・理科への興味が強くなり、結果的に学力も上がるでしょう。

新教育紀行

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