受験生の「伸びる」勉強法・学び方〜算数・理科・社会・国語を「出来ない」から「出来る」へ〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「直前期の「伸びる」勉強法〜算数・理科の難問攻略〜」の話でした。

目次

暗記の「引き出し」を整理しよう

前回は算数や理科の思考力を要する問題に対して、「引き出し」を整理する話をしました。

今回は、理科・社会の暗記問題に関する話です。

「〜算」や図形問題など、算数は「引き出しが少なくても、組み合わせて」考えればできそうです。

しかし、理科・社会などの「暗記問題」は、項目が非常に多岐に渡ります。

中学受験の理科・社会の参考書を読むと、「本当に小学生が全部やるの?」と感じるほど膨大です。

暗記問題の「引き出し」は、どの程度の分量を「一つ」としてカウントするかによります。

考えようによっては、「無限」に感じてしまいます。

そう。
キリがないよ・・・

確かに「限界が見えない状況」です。

暗記問題に対する考え方

みなさんが、あまりにも頑張って勉強するので、出題する先生は

ありきたりの「知識・暗記」では、
点差がつかない。

点数に差をつけるために、
少し細かな知識を出そうかな。

と考えたりします。

木戸 孝允(国立国会図書館)

難関校〜最難関校を受験する受験生に、「木戸孝允」を答えさせる問題は少ないでしょう。

「大抵の方が出来てしまう」からです。

こういう基本的人物が出るときは、

まずは、出来る基本問題を
やってもらって、スタートアップしてもらおう。

というのが出題者の意図です。

武蔵中で「吉田松陰-松下村塾」を答えてもらう問題がありました。

基本問題ですが、出題者は

これは
出来てほしい。

と考えて出題しています。

無限に感じる理科・社会の項目ですが、「もう知っていること・分かっていること」も再確認すると良いでしょう。

「引き出し」を整理して、流れを理解

「吉田松陰-松下村塾」は簡単ですが、「緒方洪庵-適塾」は少し難しいです。

医師 緒方洪庵(Wikipedia)

知ってるよ!

「緒方洪庵-適塾」はご存知の方もいるでしょう。

ここで、ただ「緒方洪庵-適塾」ではなく、輩出した人も再確認しておきましょう。

数多くの優れた医師を輩出した適塾。

これだけでも、日本の歴史上極めて大きな役割を持っています。

適塾は「医師だけを輩出した」のではなかったのです。

左上から時計回りに大村益次郎、福沢諭吉、橋本左内、大鳥圭介(Wikipedia)

優れた若者が数多く集ってきた適塾。

日本の歴史に大きな足跡を残す人物を多数出しました。

中でも、大村益次郎、福沢諭吉はしっかり確認しておきましょう。

暗記も「新しいこと」を追い求めるよ追い求めるよりも、「出来ること」を再復習しましょう。

「引き出し」を広げる・強化する

「引き出し」を整理すると、算数などの解き方だけではなく、暗記分野も広がります。

たくさんの「引き出し」を整理する話をしましたが、一つの「引き出し」に着目しましょう。

ある「引き出し」を整理することは、その「引き出し」の内容や位置を確認するだけではありません。

その「引き出し」の解き方や暗記項目を再確認することで、「引き出し」が大きくなります。

本当?

「知っていること」や「分かっていること」を復習したり、再確認すると「深み」が生まれます。

確かに、復習すると、
「より分かった」気がする。

たくさんのことを学んで、たくさんの「学びの引き出し」を持っています。

それらを整理整頓すると、「どこに何がある」と同時に分かりやすくなって、「引き出し」が大きくなります。

すると、思考が整理されて、学力がアップします。

直前期に「伸びる」勉強法

以上のように、直前期は「新しいこと・解き方を学ぶ」よりも、「分かっていること」を整理しましょう。

なんとなく、
イメージは分かったよ。

今までやった問題や
模試を復習するのね。

ノートに整理した方が
良いの?

「ノートに整理する」のが良いかどうかは、それぞれの方の学力・個性や対象とする科目・分野によります。

ただし、もう時間がないので「整理ノートを作る!」とは考えない方が良いでしょう。

ただの紙でもノートでも、書く・描くを必ずやりましょう。

そして、暗記項目も「ただ参考書を眺める」のではなく、声に出したりしましょう。

歴史や地理などの暗記も、「ざっと書いてみる」のも良いでしょう。

どうやって
書くの?

それは、「自分なりのやり方」で良いでしょう。

歴史でちょっと苦手な時代があるとき、その時代の主たる人物などを思い描きながら、名前や出来事を書いてみましょう。

そして、その流れを矢印で書いてみるのも良いでしょう。

そのようにして、「不安なところを補強しながら、分かっていることを固める」ことがベストでしょう。

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