前回は「山口多聞 17〜米軍の反撃〜」の話でした。

Tokyo空襲へ


なんとかTokyoを爆撃せよ!
空母で近海へ近づき、
航空機で爆撃を加える案があります!
ただし、非常にリスクが高いです!



よし!



やれ!
ははっ!
思い切った作戦
しかし、空母が近づきすぎると、
Japanに空母がやられる可能性があります!



空母は保全せよ!



Japanに近づいたら、
空母は、すぐに引っ返すのだ!
ははっ!


そして、米空母ホーネットに搭載された攻撃部隊。


攻撃隊を指揮するのは、ドゥーリットル中佐でした。
日米共に、前線の航空隊の指揮官は「大尉クラス」が多いです。
その中、ベテランの中佐を投入した米国。
米国の本気度が分かります。



Japanに近づいたら、
空母は、引き返す。



そのままJapanを横断して、
Chinaへ向かえ!



はっ!
お任せを!
空襲されたTokyo


そして、1942年4月18日、ドゥーリットル中佐率いる16機の爆撃機が、日本本土を初めて空襲します。
日本海軍が、全く想定していなかった帝都・東京(当時)までもが、爆弾・焼夷弾が落とされました。
この被害は軽微でした。
しかし、日本国民・日本軍に与えた精神的ダメージは、極めて大きかったのです。





我が帝都が空襲された、だと・・・



そんな馬鹿な!



とにかく、米空母を、
放っておくわけには、絶対にいかん!


「帝都空襲」に仰天した陸海軍首脳。



ミッドウェーを攻撃して、
米空母を叩くのだ!



それしかないだろう!
伊藤軍令部次長も、「日本の東の守り」に同意せざるを得ません。



おっしゃる通りです・・・
山本長官に押されて、「渋々認めていた」ミッドウェー島攻撃計画。





ミッドウェー攻撃を
裁可します。
軍令部は、急に前向きに計画を認めるに至ります。



よし!



米空母をまとめて
撃沈して見せよう!
勇む山本長官とは裏腹に、山口司令官は冷めていました。



連戦で、皆疲労が溜まっている。



少し休養が必要で、タイミングが
悪い。



しかもミッドウェー島は、
遠すぎる。



大丈夫なのだろうか・・・