じっくり考えて総合力を上げる学び方〜暗記の増強・声に出して読む・理解力を確実に・よく噛むように考える〜|中学受験

前回は「着実に得点を上げる姿勢〜問題がうまく解けない時・初めてみる問題・実験して「状況を把握」する・自分が解く問題をうまく選ぶ・問題文全体を見渡す姿勢〜」の話でした。

目次

暗記の増強:声に出して読む

武蔵中学・高校のかつての校舎(新教育紀行)

知識や暗記を伴う勉強は、大抵の方は、

何をどこまで覚えれば
良いのだろう・・・

たくさん覚えたつもりだけど、
キリがなくて・・・

知識を問う暗記問題は、これまでに覚えたことを復習しながら、問題を解いて知識を増やしましょう。

そして、「少しでも細かな知識を加えてゆく」のが良いでしょう。

出島(Wikipedia)

流れが大体頭に入っている歴史などは、人物・単語などを少しずつ覚えてゆきましょう。

「声に出して読む」のも良いでしょう。

参考書などを「ただ読む」よりも、声に出して、

徳川(江戸)幕府は、
対外政策として、長崎の出島で・・・

と参考書の説明などを「声に出す」と、明確に「出島」という言葉が頭に入るでしょう。

理解力を確実に:よく噛むように考える

問題13考え方(新教育紀行)

算数は「理解力」を確実にすることが、一番良いです。

難関校・最難関校志望の方は、算数は「多くの問題を解く」より「じっくり取り組む」のが良いです。

「よく噛んで食べる」イメージで、しっかり取り組んでみましょう。

最後に、培ってきた理解力を大きくアップさせましょう。

図形の問題とニュートン算の問題は、一見ほとんど関係ありません。

ところが、「ある容器に物が入っていて、そこに水を入れる」という時は図形的思考が必要です。

このように、「様々な分野をまたがる応用問題への解決力」をしっかり養いましょう。

じっくり考えて総合力を上げる学び方

てんびん算の考え方(新教育紀行)

様々な考え方・解き方を、もう一度復習しながら、じっくりと考えてみるのも良いでしょう。

ここは、
こういう風に考えるのがポイントだな・・・

この問題は、
ここをこういう視点からみると・・・

とても
わかりやすくなる・・・

算数の問題の「ポイント・コツ」は、多くの場合は受験生によらず「共通」である傾向があります。

一方で、受験勉強の間、様々な学びをしてきた方々の「個性的な考え方・思考力」が身についています。

「この問題は、こう考えるのが良い」ではなく、

僕は、
こう考えるのが分かりやすいかな・・・

と、人それぞれの算数に対する「個性的思考」があれば、それを大事にしましょう。

波紋が広がってゆくように、「様々な考え方・総合力が固める」ようになるでしょう。

なかなか
出来るようにならない・・・

と焦らずに、じっくり取り組んでみると、

ここは
こういうことかな・・・

と気づくこともあるでしょう。

そして、「冷静な気持ちで試験当日に取り組む」イメージを大事にしてみましょう。

そして、合格へ向かってゆきましょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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