前回は「算数で問題がうまく解けない時〜打開して合格へ向かおう!〜」でした。
暗記の確認:声に出して読む

首都圏の多くの方が、本命受験を迎える2/1まで10日あまり。
超直前期となりました。
知識を問う暗記問題は、これまでに覚えたことを総復習しましょう。
そして、「少しでも細かな知識を加えてゆく」のが良いでしょう。
「直前に勉強したことが出る」場合もありますが、総合力を磨きましょう。

流れが大体頭に入っている歴史などは、人物・単語などの総復習をしましょう。
「声に出して読む」のも良いでしょう。
参考書などを「ただ読む」よりも、声に出して、
徳川(江戸)幕府は、
対外政策として、長崎の出島で・・・
と参考書の説明などを「声に出す」と、明確に「出島」という言葉が頭に入るでしょう。
理解力を確実に:よく噛むように考える

算数は「理解力」を確実にすることが、一番良いです。
難関校・最難関校志望の方は、算数は「多くの問題を解く」より「じっくり取り組む」のが良いです。
「よく噛んで食べる」イメージで、しっかり取り組んでみましょう。
最後に、培ってきた理解力を大きくアップさせましょう。
図形の問題とニュートン算の問題は、一見ほとんど関係ありません。
ところが、「ある容器に物が入っていて、そこに水を入れる」という時は図形的思考が必要です。
このように、「様々な分野をまたがる応用問題への解決力」をしっかり養いましょう。
総合力を固める姿勢

様々な考え方・解き方を、もう一度総復習してみましょう。
ここは、
こういう風に考えるのがポイントだな・・・
この問題は、
ここをこういう視点からみると・・・
とても
わかりやすくなる・・・
算数の問題の「ポイント・コツ」は、多くの場合は受験生によらず「共通」である傾向があります。
一方で、受験勉強の間、様々な学びをしてきた方々の「個性的な考え方・思考力」が身についています。
「この問題は、こう考えるのが良い」ではなく、
僕は、
こう考えるのが分かりやすいかな・・・
と、人それぞれの算数に対する「個性的思考」があれば、それを大事にしましょう。
最後の時期に波紋が広がってゆくように、「様々な考え方・総合力が固める」ことを目指しましょう。
もう
時間がない・・・
と焦らずに、じっくり取り組んでみてましょう。
「冷静な気持ちで当日算数に取り組む」イメージを大事にしてみましょう。
そして、合格へ向かってゆきましょう。