おもちゃを修理しよう 1

前回は「ペーパークラフトを楽しもう 6〜仕組みを理解 2〜」の話でした。

今回は、故障したおもちゃを分解して、修理する話です。

男の子が好きな、銃のおもちゃ。

バンバン撃って遊んでいるうちに、壊れてしまいます。

壊れて、弾が出なくなったよ・・・

治せるか、みてみよう。

引き金周辺を調整してみますが、なかなか直りません。

壊れちゃったね。

中がどうなっているか、分かる?

分からないよ。

弾は、どうやって出るんだろう?

分からないよ。

中を開けてみよう。

えっ、大丈夫なの?

とりあえず、ネジを回して、分解してみましょう。

分解したら、引き金と、弾を打ち出す大きなバネが出てきました。

こうなっているんだ。

大体は想像つきますが、実際に見てみると、仕組みが分かって、大人も面白いです。

このバネが斜めになっているでしょ。

斜めになって、弾が当たらないから、出なくなったんだよ。

ふ〜ん。

引き金の部分を外して、まずは、バネを銃身にきちんと設置します。

ただ、一度曲がってしまったので、バネにも曲がったクセが、ついてしまっています。

出来るだけ、固定しよう。

どうも、うまく嵌らないので、一度全部分解してみます。

こういうパーツで、出来ているんだよ。

ふ〜ん。面白いね。

引き金とバネを接続するパーツがポイントで、観察すると面白いです。

全体的な仕組みがわかったところで、丁寧にはめ込んで行って、直しましょう。

カッチリはめこむことが、出来ました。

これで、直りそうだね。

そうだね。
良かった。

この銃のおもちゃは、100円ショップで購入したものです。

壊れたら、分解して修理して見るのは「仕組みが分かる」ので、オススメです。

治れば良いですが、治らなくても、「分解して、内部の仕組みを理解する」経験が大事だと思います。

中学入試の算数の難しい問題も、見方によっては「ある仕組み・ポイントに気付く」ことが大事です。

おもちゃで「仕組を理解する姿勢」は、問題解決能力も高まるでしょう。

新教育紀行

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