前回は「歴史の全体的流れを俯瞰しよう〜歴史問題と時事問題〜」でした。
理科・暗記の勉強法:毎日少しずつ・コツコツと

今回は、理科の暗記に関する話です。
理科の暗記項目は、毎日何かの項目を学ぶようにしましょう。
歴史は流れを俯瞰して、時事問題対策も含めて「知識を増やす」傾向があります。
「まずは知識を習得する」傾向が強い社会に比べ、理科は学ぶべき対象が多いように感じられます。
そうだよ・・・
バネ・てこ・電気とかだけでも大変なのに・・・
水溶液とか生物とか
覚えることが多すぎるよ・・・
実際に、中学受験の理科は範囲が多岐に渡りすぎていて、非常に大変だと思います。
大人が見ても、ほとんど分からない問題が多い理科の知識の問題。
大人が分からないの?
なぜ、僕たちがやるの?
大人も分からない
ことが多いんだ・・・
少し範囲が広すぎるように思いますが、「出題される」以上、勉強するしかありません。
やることが
多すぎて、大変だよ・・・
まずは、理科の勉強は色々ありますが、「暗記の勉強は必ず毎日やる」ようにしましょう。
今日は、電気の問題沢山やって、
ちょっと時間かかったよ・・・
算数も国語も
社会もあるし・・・
今日は、理科の暗記は
パスかな・・・
勉強するのは大変なので、その気持ちは、とてもよく分かります。
暗記・知識の問題は「一気に覚える」のは、結構難しいことです。
そこで、毎日少しずつ・コツコツやることをお勧めします。
「ほんの5分」でも良いので、必ず毎日やるようにしましょう。
語呂合わせ:自分の好みを大事に

「語呂合わせ」で暗記する方もいるでしょう。
「語呂合わせ」に対しては、様々な意見がありますが、
この覚え方は、
覚えやすい!
と感じる場合は、ぜひその語呂合わせで覚えましょう。
この覚え方は、
ちょっと合わないな・・・
という時は、その語呂合わせは、避けるようにしましょう。
僕は「語呂合わせ」は、あまり好きではありませんが、化学の周期表などは語呂合わせで覚えました。
中高生〜大人の方は、ご存知の方が多い、
水平リーベ
僕の船、なな曲がり・・・・
です。
「語呂合わせ」は、大抵は「暗記する対象と関係のある」内容です。
あるいは「暗記する対象とは無関係」の語呂合わせもあるでしょう。
「語呂合わせ」に対しては、好みが分かれます。
そこで、
この覚え方は、
ちょっと合わないな・・・
と感じるときは、「無理にその覚え方で覚える」のはやらない方が良いでしょう。
「合わない」やり方でやろうとしても、なかなか頭に入らないです。
では、どうしたら
いいの?
一つのやり方は、「語呂合わせ」だったら、「自分のオリジナルを作ってしまう」のが良いでしょう。
オリジナル、って
難しくない?
あまり難しく考えずに、「自分だったら、こんな感じ」と考えましょう。
何度か繰り返して、少しずつ覚える:イメージする

それが「思い付かない」ようでしたら、「覚えるまで何度も」やりましょう。
参考書やノートなどで、確実でない部分は何度か繰り返してみましょう。
誰しも得意・不得意分野はありますから、「すべてを完全に!」は難しいです。
少しずつ、暗記を
進めてゆこう!
と考えましょう。
何度か「覚えよう」と取り組んでいると、少しずつ頭の中に知識が蓄積されてゆきます。
毎日、少しずつ暗記を進めてゆきましょう。
すると、頭の中に覚えるべき対象が少しずつ入ってゆくでしょう。
紙に書いて覚える:対象を捉える姿勢

算数の問題を解く時と同様に、あやふやなところは紙に書いてみると理解が深まるでしょう。
紙に書いて理解力を上げると同時に、暗記も「ただ見る・読む」よりも遥かに頭に入ります。
紙に書くと、
時間がかかるから、
もったいないよ・・・
と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
「時間がかかる」のは事実ですが、紙に書いてみると、暗記の効率が良くなる傾向があります。
対象を「目で追って読んでいるだけ」に比べて、不思議と頭に入ります。
おそらく、目で追う・読むことは「読んでいるだけで頭に入っていない」可能性があるのでしょう。
それに対して、「紙に書く」ことは「対象を捉えている」のでしょう。
そして、手を動かすと、頭だけで考えるよりも「身体全体で学ぶ」状況になります。
ノートにまとめた方が
いいの?
「ノートにまとめる」かどうかは、本人の個性によるでしょう。
「ノートに整理しながら、学ぶ」方が暗記が進むようでしたら、ノートを作りましょう。
一方で、「ノートにまとめる」は「ノートをきれいに作成する」ことではないことに注意しましょう。
・手を動かしながら、頭を動かして、「身体全体で学ぶ・覚える」姿勢
・「ノートにまとめる・まとめない」は、個性次第で、どちらでも良い
・「ノートに書く」時には、「きれいに」は考えずに、「暗記できるように」書く
「紙に書いてみる」ことは、「手を使って頭脳に内容を描きこむ」ような感じです。
焦らず少しずつ知識を蓄えて、成績が上がるようにしましょう。