歴史と時事問題の全体的流れを理解して合格力アップ〜「全体像」が見えてくる学び・時事問題の効果的対策・歴史と現代の連続性〜|中学受験・社会

前回は「試験当日への心構え〜最も大事なこと・自分の得点が合格点に達すること・「解ける問題」を確実に得点する姿勢〜」の話でした。

目次

歴史と時事問題の全体的流れを理解して合格力アップ

新教育紀行
左上から時計回りに木戸孝允、坂本龍馬、西郷隆盛、中岡慎太郎(国立国会図書館)

直前期になると、それまでに学んだことが様々蓄積されてきます。

そして、「たくさん学んで理解」したからこそ「分かること」があります。

すると、それぞれの科目で総合力が一気にアップします。

実に多岐にわたる出来事や大勢の人物が登場する歴史は、覚えることが多くて大変です。

まずは「大きな流れを理解」した上で、少しずつ理解を進めてゆくと、

この人たちが
こういう出来事を起こして・・・

そして、それに対する人たちが
〜して、こうなったんだ・・・

このように「様々な人物と出来事の関連」がしっかりと整理されてくるでしょう。

そして、

ああ、こういうこと
だったのかな・・・

理解が一気に進む時があります。

こういう理解は「正しいことを軸」とするのが良いですが、「自分なり」でも良いでしょう。

「答えが決まっている」傾向が強い算数や理科に対して、歴史などは「考え方」で変わることがあります。

「全体像」が見えてくる学び

新教育紀行
上野戦争:彰義隊が立て篭もる上のを砲撃(歴史道vpl.15 朝日新聞出版)

最後の仕上げを入念に行い、体調管理・健康維持を完全にしましょう。

算数と同様に歴史も、様々学んできた蓄積があるでしょう。

歴史の様々な項目・人物・流れが、知識として頭に入っていると思います。

このような「様々な項目・人物・流れ」に対する「全体的な理解」が直前期に進む傾向があります。

少しずつだったけど、一気に
分かってきた気がする・・・

断片的であった様々な知識が、ある軸を中心にまとまってゆく気持ちになることがあるでしょう。

こういう感覚は「思い込み」でも良いので、

歴史の全体像が
見えてきた!

と自分で「思う」ことも大事です。

直前期の社会・理科の学び

・様々な知識がまとまってゆき、理解が進む

・「自分なりの学びの軸」を中心に知識や暗記項目がまとまる気持ち

・ある分野の「全体像」が見えてくる学び

時事問題の効果的対策:歴史と現代の連続性

新教育紀行
左上から時計回りに、ゼレンスキー ウクライナ大統領、バイデン 米大統領、プーチン 露大統領、習近平 中国家主席(Wikipedia)

歴史は「過去」ではなく「現代に結びついている」のです。

現代と結びついているので、現代の事柄や時事問題とも関わりがあります。

複合的な問題も出題されており、今年も出るでしょう。

超直前期のいま、様々な知識や流れを今一度俯瞰してみましょう。

全体を流れを眺めることで、歴史に対する理解が深まります。

そして、知識・記述問題両方に対する力が大幅に増強されるでしょう。

ロシアとウクライナの戦争は、現代の世界的流れに最も影響を与える出来事の一つです。

ロシアを考えるとき、我が国にとっては過去の日露関係が大事です。

そのため、「日露戦争等ロシアとの関係」の視点での問題もあるかも知れません。

幕末のロシアとの関係・日露戦争・第二次世界大戦の日露の戦い等、復習しておきましょう。

新教育紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次