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社会の記述問題の具体的攻略法 1〜記述式は大事なポイントを押さえよう〜|中学受験の記述式

前回は「社会の選択問題の効果的攻略法 2〜選択問題は知識と合理的思考で攻めよう〜」でした。

記述式問題を考えるにあたり、具体的に麻布中学校の出題例を取り上げます。

麻布中学校の2020年社会の問題です。

大問1題で、歴史や時事問題など広範な内容を含んでいます。

記述式の答え方には、かなり幅が広いですので、どのように採点されているのかは、大変興味があるところです。

非常にバランスが良い出題です。

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この年は「衣類」から様々なことを考えています。

下記、問4を考えてみましょう。

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浮世絵が非常に流行した理由を問うています。

これは様々な複合的な理由があると思いますが、歴史的背景から思いつくことは、コピー機や印刷機のなかった当時、こういう浮世絵を持つことは時代の最先端であったことです。

浮世絵を持つこと自体が、憧れの対象であったのかもしれません。

また、現代においても好きな芸能人の写真を持っていることにも通じるかと思います。

美人や歌舞伎役者の浮世絵を持つことは、以下のような理由があると思います。

・最先端の文化や風俗を感じられる

・どのような衣類が流行かがわかる

・流行を反映した絵を持つことがステータスであった

などの理由をポイントして念頭に置き、自分なりに解釈して書くと良いです。

模範解答としては、やはりテーマが衣類ですから、「最先端の衣類・文化の流行がわかるから」となります。

これ以外にも、解答の仕方は様々あると思います。

考え方として、まず「何が主題か」の軸は持つべきでしょう。

この場合は、「衣服の話」ですから、「衣服」に話を結びつけることが最も考えやすいですね。

その上で、文化・流行・風俗などは庶民生活の大きな興味の対象となります。

歴史の中で庶民の話が出てきたら、このあたりのキーワードは考えましょう。

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麻布中学校の解答用紙は、ある制限された枠があるので、出来るだけ簡潔に書くように求められています。

武蔵中学校の場合は、解答用紙に大きな余白があるので、「自由に表現・自分の考えを書きなさい」というスタイルです。

お子様の志望校の解答用紙の形式にもよりますが、多くは「ある枠が設定されている」ことと思います。

この枠をはみ出して書いた場合は、採点上どのように考えられるのか?は各校によって様々でしょう。

私個人の考え方では、「枠からはみ出しても良いのではないか」と思うのですが、学校によってはそうではないかもしれません。

「ある一定の枠内でまとめることもまた力」という考え方もあります。

「簡潔に説明すること」も確かに重要な学力です。

このあたりは志望校が明らかにしているかもしれませんし、塾の先生がご存知かもしれません。

「枠からはみ出したらx」は考えにくいですが、減点はあるかもしれません。

「解答の枠内に納めなければならないのか」は重要なことですから、出来るだけ事前に確認しておきましょう。

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