前回は「子供と一緒に早起きしてみましょう 1」の話でした。
中学受験の小学校6年生は10月くらいからは、お子様・親御様共に、かなりテンションが高まってゆきます。
今は、「息子・娘の点数(偏差値)を上げなければ!」と意気込みすぎるよりも、様々な分野のたくさんの事を学んでゆく事をポジティブに考えましょう。

そして、子ども自身に「自分が行きたい志望校に登校すること」をイメージして、楽しい気持ちで勉強に向かってもらいましょう。
子どもと一緒に勉強してみると、お子様が「何が得意か」「何が不得意か」がよく分かります。
例えば、「自分は算数があまり得意でないから、よくわからない」と言う親御様。
一緒にお子様と早起きして、一緒に机に向かってみて、子どもが「何に悩んでいるのか」を知りましょう。
「一緒に悩んで、一緒に考える」のが「よく分からない」と負担でしたら、子どもが勉強しているのをそばで見ていてあげるだけでも良いでしょう。
お子様も安心しますし、「どういう問題や分野が苦手か」が「何となくわかる」と思います。
子どもは得意科目・分野は自分でやれると思いますが、苦手分野は、大人もため息が出るものです。
はあ〜
子どもが困った顔をしていたら、元気付けてあげましょう。
そして、「できているところ」を出来るだけ見つけてあげて、褒めてあげましょう。
ここは出来ているから、
考えてみたら出来るよ。
新小学校6年生ともなると、ある程度学力の差が出てきます。
そして、「あの子があんなにテストが出来るのは、僕(私)より頭が良いんだ」と子供はついつい「誤解して」しまいます。
「テストの点数・出来」というのは「頭の良し悪し」とは、大して、というより「ほとんど関係ない」のです。
勉強は、ある程度積み重ねて、自分で考えて「ポイントをはっきり理解する」ことが大事です。
テストの点数は、単なる「一つの結果」です。
子どもと一緒に早起きして、一緒に考えて、子どもを励ましてあげましょう。
子どものモチベーションが上がり、成績も上がるでしょう。