前回は「早起き勉強のすすめ」の話でした。
小学生の子どもは、慣れない早起きを自分だけでやるのは難しいでしょう。
そこで、親が一緒に起きてみましょう。
そして、小学生のお子様の勉強を見てあげましょう。
お子様自身が「何を勉強するか」を決めても良く、主体性を伸ばします。
小学校5年生くらいまでは、自分で勉強することを決めてもらうのが良いでしょう。
ただし、そうすると「やりやすい科目」とか「好きな科目」を選ぶかもしれません。
中学受験をする小学校6年生以上のお子様は、良いバランスになるように勉強する内容は親御様が決めるのが良いでしょう。

そして、ぜひお子様の隣で一緒にテキストを読んだりしてあげましょう。
お子様も心強いですし、親御様にとっても「ああ、そうなんだ」という意外な発見があるかもしれません。
親御様が算数が好きか、そうでないかにもよりますが、図形問題で「ある補助線を引くと視界が開ける」のは、面白いです。
「私は算数や数学が得意でないから・・・・・」という親御様がいらっしゃるかもしれません。
親御様も「わかったら楽しい」と思いますが、分からない部分があったら「なんとなく」でも良いと思います。
「そうなんだ」とお子様と一緒に理解するようにしてみましょう。
試験を受けるのはお子様ですから、親御様が「お子様の勉強」を理解する必要はないのです。
必要はないのですが、一緒に考えるとお子様も心強くなるでしょう。
ご自分が分からないことを、お子様ができたら「〜ちゃん、すごいじゃん。」と褒めてあげましょう。
褒められると誰しも嬉しいものです。
そして、子どもも
僕、
結構わかっているかも。
と自信がつくでしょう。
「過信」は良くないですが、ある程度の「自信」は必要です。
「ほんの少し視点を変える」だけで、見えるものが見えてきたりする」のもまたとても興味深いです。
お子様の学習の進行状況が手に取るように分かり、ちょっとした「頭の体操」にもなります。
中学受験するお子様のご家庭は、親が一緒になって、朝から子どもとテーブルについてみましょう。