子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 7〜一つできたら、どんどん出来る体験・「難しそうだと思ったけど、やってみたら出来た」経験・「きれいに」よりも「丁寧に」やってみる〜|鍛える創造力

前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 6〜「やってみたら出来る」こと・トライしてみる気持ち・小さなパーツ・「出来る」と思う気持ちから成功へ・難しいことへ挑戦〜」の話でした。

目次

一つできたら、どんどん出来る体験

大人から見ても、非常に小さなパーツです。

子どもから見たら、ひょっとしたら相対的にパーツの大きさが「大きく感じられる」かも知れません。

その辺りの「感覚」は分かりませんが、小さなパーツを作ってみましょう。

円に丸めるので、丸い鉛筆で少し巻きグセをつけます。

鉛筆に巻いて、
少しクルクルやってみて。

こんな感じだよ。

うん。
これは出来るよ。

丁寧に巻きグセをつけて、接着します。

なんとか、6個完成しました。

とても小さなパーツですが、一つできたら、どんどん出来たのです。

これを
戦艦大和につけてみよう。

小さいから、
難しそう・・・

これ作れたから、
出来るよ。

うん。
やってみる。

子どもは、自分で作成したパーツを付けるのは、積極的な気持ちになります。

「難しそうだと思ったけど、やってみたら出来た」経験

大和の艦橋付近の高角砲で、周囲の羽のような部分で、本体に接着します。

出来てきたね。

子どもは、とても嬉しそうです。

自分で作った経験は、一つ一つが子どもにとって財産になると思います。

気分が乗ってきたのか、

これも
貼ってみるね!

勧めなくても、自発的にどんどん接着を進めます。

「難しそうだと思ったけど、やってみたら出来た」経験は、子どもにとっても大人にとっても大事な経験です。

6ヶ所全部、接着完了しました。

上手く出来たね。

うん。
ちゃんと貼れたよ。

「きれいに」よりも「丁寧に」やってみる

少しずれている部分がありますが、概ねきれいに貼れています。

「きれいに貼れる」方が良いですが、「丁寧にやってみた」ならば「きれいかどうか」は、あまり重要とは思いません。

「丁寧にやってみる」ことが大事です。

「雑にやる」のではなく「丁寧にやってみる」経験は、学ぶ上では非常に大事です。

描くときも、「上手い・上手くない」よりも「丁寧に描く」を、子どもには推奨しましょう。

「丁寧にやる」姿勢は、中学〜大学受験においても重要な姿勢です。

模試などで、

あっ、
うっかり気づかなかった!

計算ミスで、
出来るはずができなかった!

という経験は誰しもあります。

小さな頃から、「丁寧に」「じっくりと」やってみる経験を少しずつ実行することは大事です。

かなり複雑なパーツが出てきました。

大きいパーツ、小さいパーツ、様々ですが、切るのも大変そうです。

これ、
どんな形になると思う?

う〜ん。

大人は、説明書を読んでいるので分かりますが、説明書を読まないと、大人も考えてしまうパーツです。

続けて、楽しみながら、丁寧に作成してゆきます。

新教育紀行

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