前回は「子どもの作品〜大いなる学び・伸ばす学力〜」の話でした。
今回は、駄菓子屋さんで学ぶ話です。
僕は昭和から平成になる頃に中学生になりましたが、僕たちが子供の頃は駄菓子屋さんがたくさんありました。
都内では小学校の近くにあることが多かったですね。
友達と一緒に10円玉握りしめて、うまい棒や小さなチョコを買ったりして、楽しかった思い出は誰しもあると思います。
少子化やネットの発展などもあって、駄菓子屋さんは激減しました。
経産省によると過去20年間で駄菓子屋さんを含む菓子小売業は20年間で70%減少したそうです。

100円持っていたら、かなり嬉しくてたくさん買えたし、500円玉持っている友人がいたりすると、
たくさん買えるぞ!
とんでもない大金を持っているように感じたものです。
たまたま近くを子供と散歩していたら駄菓子屋算を見つけ、それ以来子供とよく行っています。

小さなお店ですが、駄菓子はもちろん、コマやメンコなどの貴重なおもちゃまであって、大人も楽しめます。
ガチャガチャもたくさんあります。
子供と一緒に楽しむのも良いこと・貴重な思い出になります。
せっかくの機会ですから「本質的学び」に活かして、たくさんのことを学ぶ機会にしましょう。

お菓子やおもちゃを買うだけではなく、子供に「きちんと欲しいものを自分で考えて、選んでもらう」ようにしましょう。
小学生1年生以上ならば、100円などの予算をきちんと明示しましょう。
あれも欲しい!
これも欲しい!
ばかりではなく、
どれが、
いくらくらいかな?
ということを、お店の方にきちんと聞いて、金額を確認した上で選んでもらいましょう。
そうしたことを実地でやることは非常に良い経験で、子供なりにたくさんのことを学ぶと思います。
街中には、たくさんの学びのきっかけがあります。