前回は「思考力を問う問題 9〜江戸と東京〜」の話でした。

今回は戦国時代を駆け抜けた戦国武将を例に、論理的思考を考えてみましょう。
少し細かな内容なので、中学受験生で歴史が好きな方は考えてみてください。
歴史の人物 4(再掲載)
室町時代末期から戦国時代にかけて、日本の様々な地域において数多くの戦国大名が登場しました。
弘治・永禄・元亀・天正の時代は、群雄割拠して多くの大名たちが鎬を削って争いました。
中でも、下記の四名はそれぞれ広大な領土を有する戦国大名となりました。
・織田信長
・武田信玄(晴信)
・上杉謙信(長尾景虎・政虎・輝虎)
・毛利元就
これらの四名の戦国大名には、領土拡張の戦略において、それぞれ大きな特徴があります。
領土拡張戦略が、この中の一名が他の三名と大きく異なる点を考え、説明して下さい。
いくつかの答えが考えられますが、一つの大きな特徴をご紹介します。
戦国時代に詳しい方はぜひ、それほど詳しくない方も
信長は
どんなふうに領土を広げたのだろう・・・
上杉謙信は
どのように戦って、上杉家の版図を広げたのだろう・・・
など、考えてみましょう。