受験直前期の小学校での過ごし方 1〜直前期の大事な姿勢・健康に・平常心で・自分にとって大事な本命校・明智光秀・「武門の嘘は武略」〜|中学受験

前回は「「間に合う」と思う気持ち・強い気持ち〜世阿弥「初心を貫く」〜」の話でした。

目次

直前期の大事な姿勢:健康に・平常心で

武蔵中学・高校の校舎(新教育紀行)

もう少しで、入試当日です。

健康に気をつけることが一番ですが、近年はコロナの影響もあり、本人・親共に本当に大変だと思います。

この時期は小学校に行った時に、思いがけない事があると精神面に影響が出ますから、平穏に過ごしましょう。

受験生同士は「仲間意識」がありますが、相手の受験校が、どうしても気になります。

そして、

ね〜ね〜、
A君は、どこを受けるの?

えっ?
そういうB君は?

みたいな話になることがあります。

「本当の事を言う、言わない」は、仲の良さにもよります。

自分にとって大事な本命校

武蔵中学・高校のかつての校舎(新教育紀行)

僕は、「本命校は友人に言う必要はない」と考えます。

僕自身も、「武蔵中学が本命」であることは、小学校では言いませんでした。

最後まで「武蔵特訓コース」に通っていることを「知っていた」非常に限られた友人のみ、知っていました。

「隠すこと」や「嘘をつくこと」は、人間として「良いことではない」のは事実です。

ところが、現実としては、「本人にとっての本命」は、「他人にとっては大事ではない」のです。

「自分にとって、とても大事なこと(本命校)」なのに、「他人にとっては大事ではない」こと。

それは、「教える必要がない」ことであり、「教える意味がない」と考えます。

通っている塾のコースで分かることもありますが、それぞれの人が受ける学校等は「それぞれのこと」で良いと思います。

女の子は、男子より大人びているので、

ね〜ね〜、
Cさんは、どこを受けるの?

まあ、
いいじゃない。

まあ、
そっか・・・

でお互い終わるでしょう。

これが男の子だと、

まあ、僕の本命校は
言いたくないんだけど・・・

と言ったところで、

何だよ。
教えてよ、友達だろ!

と、こういう時に便利な「友達だろ!」が登場することがあります。

こうなると、普通の子は、

教えないことは、
「良くないこと」なのかな・・・

追い詰められてしまうかもしれません

あまりしつこかったら、嘘をついても良いでしょう。

「嘘をつく」のは僕は好きでないのですが、やむを得ない場合もあります。

明智光秀:「武門の嘘は武略」

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明智光秀(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

明智光秀は、下記のようなことを言っています。

仏の嘘をば方便といい、
武門の嘘をば武略という。

明智光秀は、2020年に「麒麟がくる」で、大河ドラマ主役となりました。

長年「反逆者」という扱いでしたが、明智は彼なりの考えで、日本歴史上最大級の事件を引き起こしました。

本能寺の変(Wikipedia)

明智光秀は、織田信長・豊臣(羽柴)秀吉らに匹敵する極めて優れた人物でした。

幕末維新の「勝てば官軍」ではありませんが、勝負事である以上、ある程度は自分中心でいきましょう。

そして、晴れた笑顔になれるように、気持ち平穏に過ごしましょう。

新教育紀行

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