前回は「算数実践45〜問題 10(3)(図形)解き方A・平行と比〜」でした。
今回は(3)を、(2)で考えた面積から求めてみましょう。
目次
問題10(再掲載)


どこの比が必要か?:解法B
(2)で面積を求めた状況を振り返りましょう。

この部分の面積を利用するためには、下記のNJ : JIを知りたいですね。
そうすれば、(2)の面積からHJ :JC=2 :21と、NJ : JIで黄色の部分の面積が出ます。

上手い相似形が見つからない時は
と言っても、NJ : JIを一気に求める相似形は、なかなか見えません。
自分でも色々と「ある辺に平行な線」を引いて、相似形を描いてみましょう。
こう言う時は、「いくつかの相似形による辺の比」を考えましょう。
下図でDM :MI=1 : 4 はすぐに分かります。
そして、Fを頂点として、AHと水色の線が平行なので、DNは計算できます。
そして、DN :NI も計算できます。

このように、「いくつか相似形を考えて」NJ : JIを求めましょう。
2日後に解法をご紹介するので、手を動かして考えてみましょう。