前回は「算数実践42〜問題 10(2)(図形)解き方・面積を考える〜」の話でした。
創作問題(3)を考えてみましょう。
目次
問題 10(3)


(1)と(2)のどちらを元に考えるか?
小さな部分の面積ですが、まずは「(1)か(2)のどちらかで求めた面積を使えないかな?」と考えてみましょう。
図形問題でも文章題でも、(1)(2)・・・・・と続くときは、後の問題が前の問題のヒントになっていることがあります。
特に、文章題で「分かりづらい設定」の時は、(1)(2)などで「具体例で考える」ことが出されることが多いです。
どちらを元にするか考えてみましょう。
どの辺の比が分かれば良いか?
どちらかを元にすることを考えたら、黄色の部分の面積を求めるためには
どの辺の比が分かれば、
良いのだろう?
と考えましょう。
(3)は難問ではありませんが、いくつかの辺が交錯する中、きちんと論理立てて進めてゆく力が試されます。
(1)と(2)のどちらから出発しても求められますので、次回は(1)からスタートしてみましょう。