前回は「算数実践 33〜問題 10(1)(図形)矢印の話〜」の話でした。
目次
問題 10(再掲載)


矢印で考える
前回は「矢印で位置関係を考える」話でした。
「矢印CF=矢印CB+矢印BF」と考えて、「辺CFを60°回転して辺CHを作る」で正三角形CFHを作りましょう。

矢印CFを回転すると、

すると辺AHはどのようになりますか?
下の図のようになります。

矢印CFを回転すると、矢印CBが矢印CAに、矢印BFが矢印AHに移りますね。
矢印から分かること
すると、下図のように角HAC=角BCAとなります。
これで「AHとBCが平行」がきちんとわかりましたね。
もう一つ大事なことがあります。
なんでしょうか?
少し考えてみてください。

矢印BFが矢印AHに、ちょうど重なりますね。
ということは、「BFとAHの長さが等しい」となります。
あっ、
そうかあ・・・
なんだか、
不思議な感じね・・・
これで、本問の鍵は、全部解りました。
ここから少し考えてみましょう。