アインシュタイン 9〜逃避行〜|成績

前回は「アインシュタイン 8〜エリートコースへ〜」の話でした。

科学者 Albert Einstein(Wikipedia)
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失望

もっと勉強できる!

と大いなる夢を持ってギムナジウムへ入学したアインシュタイン少年。

アルバートには、
大学へ進み、学問を続けて欲しい。

という両親の大いなる期待がありました。

しかし、当時のギムナジウムは

とにかく規律と
集団行動!

という軍隊のような環境だったのです。

嫌だ・・・

覚えることが
大事なのだ!

僕は考えることが
好きなんだ・・・

とにかく、
暗記しろ!

小さな頃から「考えること」や「どうして、と思う気持ち」を大事にしてきたアインシュタイン少年。

通俗自然科学読本(1873年刊)(週間100人 No.3アインシュタイン ディアゴスティーニ)

当時、ギリシャ語とラテン語が重視されていたギムナジウム。

数学と物理が
良いんだけど・・・

まずは、語学!

ギリシャ語とラテン語は、
ヨーロッパ文明の基本!

語学力の基礎は、
暗記だ!

嫌だ・・・

アインシュタイン少年は失望してしまいます。

ドイツの兵役

この軍隊のような環境は、アインシュタイン少年には、どうしても馴染めません。

嫌なものは、
嫌だよ・・・

語学など暗記中心の科目を強いられて、嫌になってしまったアインシュタイン少年。

しかし、得意の数学や物理では、同級生の先を行っていました。

数学や物理ばっかり
だったら良いのに・・・

「軍隊みたいな雰囲気」が大嫌いなアインシュタイン。

規律の厳しい寄宿舎での生活に、本気で嫌気がさしてしまいます。

さらに、この先には「軍隊みたい」では済まない環境が待っていました。

「本物の軍隊」です。

ドイツ宰相Otto von Bismarck(Wikipedia)

バリバリの帝国主義の当時のドイツでは、「16歳になると兵役に就く」義務があります。

兵役・・・

絶対嫌だ。

軍隊に行くなんて、絶対に考えられないアインシュタイン少年でした。

逃避行

ギムナジウムでの学校生活に完全に嫌気がさしていた、アインシュタイン少年。

この時、家族で大きな変が起きます。

電気の会社を創業したアインシュタインの父ヘルマンと叔父ヤコブの二人。

業績は
急上昇中だ!

当初は順調に行き、業績を伸ばしていました。

特許を6件持っていた二人の会社の地盤だったミュンヘン。

この地に、大規模工場が進出してきました。

大きな工場が敵では、
コストで負ける・・・

「新しい電気の流れ」と工場の規模で負けたアインシュタインの父ヘルマンたち。

これは、
もう無理だ・・・

倒産してしまいます。

えっ・・・
倒産?

どうするの?

イタリアで再起を
図る!

僕も行く!

アルバートは
ギムナジウムで頑張れ!

アインシュタインの両親たちは、アインシュタインを一人ミュンヘンにおいて、イタリアへ行ってしまいます。

ちょうど、

ギムナジウムの生活と
兵役からの脱出になる!

と考えたものの、両親に止められてしまったアインシュタイン。

こうなったら・・・

アインシュタイン少年は考えます。

そして、思い切った決断をします。

僕もやめて、
イタリアに行く!

なんと、両親に相談せずに、アインシュタインは一人勝手にギムナジウムを出て、ドイツを脱出します。

向かった先は、両親のいるイタリアでした。

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