前回は「身近ななぜ?を大事にして、子供の好奇心を育てよう」の話でした。
この時は「富士山山頂からの日の出」の話でした。
教育紀行の最初の話で「子供に日の出を見せる」話を紹介しました。
富士山や旅行先で「日の出を見る」のは景色も良いですし、非日常の経験として、とても良いですね。
旅行に行かなくても「身近なところで日の出を体験してみる」も良いでしょう。
明け方に子供と起きて、自宅から一緒に日の出を見てみて、少しずつ明るくなる様子を眺めてみてください。

早起きすると昼間眠くなってしまうかもしれないので、昼寝ができる休みの時が良いですね。
「実際に体験・経験してみる」と「知識として知っているだけ」とは全く違います。
経験することで「単なる知識」が発展した体験を伴う知識へと変化し、「大いなる・成長してゆく知識」へとなります。
こうした「体験する大事さ」は、小さな子供には難しい事です。
こういうことをきちんと理解している大学生も少ないでしょう。
小さなお子様には、「体験する大事さを理解する」というよりも
体験することって楽しい!
と思ってもらえることが大事です。
こうして「一緒に日の出を見てみる」とか「街を一緒に散歩する」など様々体験する事。
それは、子どもの「人としての広がり」を大きくするでしょう。
そして、こうして養成された好奇心は学力向上にもつながり、中学〜大学受験でも大きな力となるでしょう。