前回は「てんびん算で考えよう 2〜食塩水を理解しよう〜」の話でした。

「混ぜて半分」は「半分にして混ぜる」を、後の条件で考えましょう。

これなら、バランスが考えられるわ。
そうだね。
でも、ちょっと待って。
Cの濃度は、分からないんだよね。
そうね。
濃度によっては、釣り合いのどちらになるか、分からないわ。
その通りですね。
釣り合いの、右か左かでバランスが変わりますね。
Cの濃度が、「てんびんの右の方だったら、どうなるか」を考えてみましょう。
2つの条件を、もう一度まとめて描いてみましょう。

あれ?
これ釣り合うかな?
そうね。
右の方が、大きそう。
「てんびん」の釣り合いは、「重さx長さ(支点からの距離)」ですね。

二つの条件で、左側のAは「重さも長さ(支点からの距離)も半分」です。
これでは、釣り合わないですね。

ですから、Cの濃度は下記のようになります。
「釣り合わない」は感覚的に、分かれば良いでしょう。
もし「ちゃんと計算して考えたい」方は、計算してみましょう。
計算してみると、おかしなことになります。

これで、てんびんが作れました。
バランスを考えて、解いてみましょう。
続きは明日。