受験生の効果的過ごし方〜偏差値アップして合格へ〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「合格目指して 2〜第一志望と第二志望〜」の話でした。

目次

偏差値と学力

タイトルに「偏差値アップ」と掲げましたが、僕は偏差値という考え方は、あまり好きではありません。

「偏差値70」とか「偏差値60」などのレッテルが子どもに貼られることは、「個性重視に逆行」するからです。

とは言っても、受験界では「偏差値は切っても切れない」存在となって、偏差値は王様のように君臨しています。

受験生にとっては、最も大事な数字である偏差値。

この間の模試の偏差値が、
今ひとつだった・・・

「良い数字」であれば良いのですが、「悪い数字」だと誰しもガッカリします。

あの偏差値で、
僕は合格できるだろうか・・・

こう不安を感じる人も多いでしょう。

この気持ちは「自分が受験生だったら」とか「自分が資格試験受験生だったら」と考えると、よく分かります。

あたかも「自分の有する学力」が「客観的な数値」に置き換えられたように感じる「偏差値」。

実際に「偏差値と合否」には「一定の相関関係」があります。

一方で、偏差値という数字と「実際の合否」には毎年「番狂わせ」が必ず発生します。

「偏差値が高くて、合格判定バッチリ」な方が、実際の入試でうまくいかなかった。

あるいは「偏差値が低くて、合格判定は苦しい」方が、実際の入試で上手くいき、合格した。

こういう方が、不思議なことに必ず毎年いらっしゃるのです。

ですから、自らが有する偏差値には、あまりこだわらなくて良いと考えます。

目標は「合格」であり、「偏差値を上げること」は目標ではないのです。

目標は一点集中

模試の判定・偏差値も参考にしながら、直前期の今はほぼ全員の方が、第一志望など受験校を決めているでしょう。

うん。
もう決めたよ!

この間の模試の結果は
なかなか良かったし、大好きなA中学受けるよ!

私は、判定は良いことが多いし、
B中学が第一志望!

受験に限らず、「目標をはっきり決める」事が最も大事です。

山口多聞の記事では、ミッドウェー海戦をご紹介しています。

少し詳細に書いていますが、これは「目標を一点に定める」大事さを具体例で知って頂くこともあります。

目標がバラバラだと、どんなに力があっても上手くゆかない可能性が高いのです。

現在も当時も、米国の力を考えると日米海軍で「日本優勢」は実感しにくいことです。

実際に当時も今も、文化・文明や社会風習などの個人的意見を除き、「日本が米国より上」のことは実に少ないです。

特に「数字に現れる」項目で「日本が米国より上」は、ほとんどありません。

しかし、ミッドウェー当時の太平洋における海軍の力は「日本が数字上も技量上も、明確に米国の上」だったのです。

山本五十六 連合艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

実際の戦闘指揮者としての力量には、疑問が多少なりともある山本五十六 連合艦隊司令長官。

歴史家の中には、山本を「凡将」や「愚将」と呼ぶ方もいらっしゃいます。

しかし、

米国には絶対に
勝てん!

米国駐在経験もあり、米国各地を回った山本長官。

米国の巨大な力を、肌身をもって知っていました。

当時の世界情勢からして、日米戦争の可能性は早い時期から、日米双方が認識していました。

その上で、

米国には勝てないが、
日本海軍がベストな状況となるようにする!

と懸命に日本海軍増強に邁進した山本。

1934年のロンドン軍縮条約に海軍首席代表として出席する山本五十六(Wilipedia)

Yamamotoは
大した人物だ!

軍縮条約などにも積極的に出てゆき、米国始めとする各国から「一目置かれた存在」だった山本。

Japanの長官は、
あのYamamotoか・・・

Yamamotoは、
侮れん!

早い時期から「航空戦の未来」を意識していた、世界でも数少ない人物の一人だった山本五十六。

米軍にとっては、山本長官と比較すれば、作戦最高責任者の永野軍令部総長など「どうでも良い存在」だったでしょう。

戦略・戦術的才能には、様々な見方ありますが、世界の海軍において「抜群の存在」だった山本長官。

航空本部長(次官と同格)・海軍次官を歴任して、日本海軍の成長に最も寄与した人物でした。

幕末には「海軍後進国」だった日本。

その日本を、第二次世界大戦当時は「世界最強は、米国か日本か」まで持っていったのです。

しかし、ミッドウェー海戦では、自ら「目標を分ける」大失態を犯します。

軍令部の横槍もあって、「何が目標か」を「誰もよく理解していない」という異常事態となりました。

極めて優れた将軍と言われた山口多聞司令官は、「権限の狭間」で苦闘しました。

さらに、様々な条件が重なった結果の「超大敗北」となったのでした。

とにかく、精神は一点集中で、目標は明確にして、それに突き進むことが第一です。

偏差値と合否

偏差値・合格判定と、実際の合否は「関係がある程度存在する」のが現実です。

しかし、「必ずしもそうでない」方もいます。

例えば、第一志望の偏差値が65で、ある方の偏差値が60だとします。

この偏差値は「どのような試験・母体か」で大きく変わりますが、一つの基準として考えましょう。

この時、おそらく合格判定は、だいたい「60%程度」となるでしょう。

すると、

60%しかない・・・

と誰しも不安になります。

しかし、「合格する可能性が60%ある」のですから「半分以上の確率で合格」です。

これは大きな事実です。

志望校を決定したら、あとは当日に「今までの判定を上回る勢い」の成績を納めれば合格できるでしょう。

「偏差値10の挽回」はある程度困難ですが、「偏差値5の挽回」は、それほど難しいことではないです。

合格の可能性は「大いにある」ので、体調万全で精神を集中させて、当日までやってみましょう。

また、「志望校の偏差値を上回り、良い判定」の方は、油断せずにしっかりと勉強を続けましょう。

新教育紀行

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