前回は「山崎直子 4~読書から学ぶこと〜」の話でした。

読書と教育に関して、さらに考えてみます。
知らない世界を広げてくれる読書

最初に買ってもらったのは、
「誰も知らない小さな国」です。
僕は読んだことがありませんが、「コルボックル物語」シリーズが大好きだった山崎少女。



あの物語を読むと、家の庭の草の陰や近所の小山にも
コルボックルがいるような気がして・・・
想像力が豊かになったようです。



目に見えないところに、知らない世界があることを
教えてくれた本です。
読書によって、この「見えない世界を知る」ことが非常に大事です。
さらに、挿絵や活字から様々イメージして、想像力が逞しくなるのが、最も良い面でしょう。
本は世界を広げてくれる
小さな頃から、読書が大好きだった山崎少女。
自分から「読みたい」シリーズたくさんあって、他には星新一、井上ひさしなどを読んだようです。


親などから「読むように言われた」のではなく、「自発的に読んだ」ことが非常に大事です。



「活字離れ」が進んでいる、と言われますが、
とてももったいないことです。



周囲の大人が本を読む姿を見せたり、
誕生日やクリスマスにプレゼントすると良いと思います。
まさに、「主体的に」読書する姿勢を作ることは、本質的教育で最重要だと思います。



自然に本を手にとるようになれば
いいかな、と思います。
子どもと一緒に図書館に行ったり、書店に行くのは、とても良いことです。
最近便利な、ネットショップ。
大人はたくさん使います。
なんと言っても、検索一つですぐに届く便利さが良くて、僕も多く利用しています。
でも、やっぱり書店に行くことが楽しい。
あの、本を手に取って「どんな本かな?」と、ちょっと立ち読みするのは、非常に面白い。
立ち読みしすぎるのは、本屋さんに申し訳ないので、子ども達も「チラッと」立ち読みして、好きな本を手に取りましょう。
育む自発性・主体性
読書が大事なことは当然ですが、「読書を強いる」のは、あまり効果的でないでしょう。
場合によっては、「読書が好きでなくなる」可能性があります。
山崎の言う通り、「自然と本を手にとる」のが良いと思います。
そして、子どもの主体性・自発性も喚起するような姿勢が最も望ましいと考えます・
子どもが手にとる本が、山崎のように「大人から見て良い本」であることが、望ましい姿でしょう。
しかし、なかなか子どもは、そうはいきません。
僕も子どもと一緒に書店に行って、図鑑や「ドラえもんシリーズの学び系」の本を進めます。
これがいいんじゃない?
しかし、子どもが自発的に手にとるのは、ポケモンだったり、「普通の」ドラえもんシリーズなどです。
まあ、好きならいいか。
と考えて、
こっちにしなさい!
とは言わないようにしています。
主体性を育てる姿勢がいいですね。