歴史を得意・得点源に〜子ども本人に合う学習マンガ・「学習マンガ」を参考書として学ぶ姿勢・歴史の流れを頭に入れる・流れから年号・出来事・人物〜|中学受験・社会

前回は「来年の中学受験へ|理科 1」でした。

目次

歴史の基本:子ども本人に合う学習マンガ

松下村塾卒業生:左上から時計回りに高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、前原一誠(Wikipedia)

今回は、中学受験の社会の勉強に関する話です。

社会は大きく分けて、歴史・地理・公民・時事問題に分かれます。

まずは、歴史に関してです。

歴史は覚えることが
多過ぎて、ちょっと苦手・・・

という方もいらっしゃるかも知れません。

様々な分野がある社会ですが、ぜひ歴史は得点源にしましょう。

多くの方が、歴史の学習マンガをお読みでしょう。

様々な会社から出版されており、それぞれの出版社の特徴があります。

中学受験には〜社の
学習マンガが良い、って聞いたけど・・・

「評判の良い会社の本を受験に向けて、新たに購入」するかどうかは、子ども次第です。

マンガは、絵柄が子どもに「合う・合わない」が大事です。

大人も子どもも、普通のマンガに対して「好み」があります。

その「好み」の理由は、「ストーリー」よりも「絵柄」であることが結構あります。

誰しも「好きな絵柄」のマンガが好きなのです。

今お持ちの本を、子ども本人が気に入っているのでしたら、そのままそのマンガを読みましょう。

僕、この学習マンガが
気に入っているよ!

という時は、そのマンガをしっかり読んでいただきましょう。

「学習マンガ」を参考書として学ぶ姿勢

学習まんが「日本の歴史」(集英社)

これまでは「マンガとして楽しむ」姿勢が強かったかも知れません。

これからは「マンガとして」ではなく、「参考書として」学びましょう。

今までと、読み方を
変えなければならないの?

学習マンガは、コラムなど細かいところをきちんと読むと、意外と詳しく書いてあるものです。

コラムとかは、
これまで、あまり読まなかったけど・・・

今までコラム等のページを読み飛ばしていたようでしたら、これからはコラム等も全て読みましょう。

コラムなどのページには、様々な歴史の出来事に関する説明が書かれています。

それらを、しっかりと読み込むと、非常に良い勉強になります。

「参考書・問題集から歴史を学ぶ」という姿勢から、「学習マンガからも歴史を学ぶ」にしましょう。

歴史の流れを頭に入れる:流れから年号・出来事・人物

下関戦争(Wikipedia)

最終的には「学習マンガに描かれた流れが頭に入っている」ようにしましょう。

歴史は、「まず流れを押さえる・しっかり理解する」ことが最も大事です。

薩英戦争 歴史道vol.6(朝日新聞出版)

「全体的な流れ」をおろそかにして、年号・出来事・人物を「丸暗記」しようとすると、

この出来事、
なんだっけ・・・

とか、

この出来事の年号忘れた・・・
年号の順番が分からない・・・

ということになる可能性があります。

新政府軍と彰義隊の激闘(歴史道vpl.15 朝日新聞出版)

年号・出来事・人物などを「ただ暗記する」と考えると、歴史は「非常に大変な科目」になります。

歴史で人物・出来事を問う問題がありますが、それらは流れを理解していると、

ちょっと忘れたけど、
この前後関係から〜かな?

と分かる可能性があります。

年号に関する問題は、

〜は何年に起きたか、
答えなさい。

と、「〜年」を尋ねてくる問題は、ほとんどないはずです。

確かに年号の
問題は、大抵は「並び替え」だね。

ただ「〜年ですか?」と聞かれるならが、丸暗記も良いでしょう。

西南戦争(Wikipedia)

年号に関しても、「前後関係を理解している」方が「丸暗記」より大事です。

「流れをしっかり理解する、頭に入れる」という姿勢で、学習マンガをもう一度読んでみましょう。

「歴史が苦手」な方は、「参考書を一生懸命勉強」より「学習マンガ全てを本気で学ぶ」をしましょう。

ここで大事なことは、「学習マンガを参考書として、しっかり学ぶ」姿勢です。

「学習マンガ」を「マンガとして考えない」姿勢です。

「学習マンガ」を、机の上で「参考書を読むように、しっかり読み込む」勉強をしてみましょう。

まだ、
間に合うかな?

「間に合う」かどうか、という意味では、「試験前日までは間に合う」です。

じゃ、今日から、
学習マンガで、勉強し直してみる!

楽しく学んで、歴史を得意になりましょう。

新教育紀行

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