前回は「楽しむ知育・工作 7〜機械への興味・タミヤ楽しい工作シリーズ〜」の話でした。
男の子兄弟とおもちゃ
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya402m.jpg)
リモコンのクワガタを作り、我が家のリビングをクワガタが闊歩するようになりました。
ラジコンも
面白いね。
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無線ではなく、有線の「アナログなラジコン」ですが、 特徴的な動きをします。
「シャカシャカ」っと走る姿は、大人が見ても楽しいです。
これを見ていると、次男は
僕も
欲しい・・・
となり、喧嘩が始まります。
年の近い男の子兄弟は、
喧嘩ばかりして・・・
という話。
実際に「男の子兄弟」を持つ友人から聞くことが多いです。
僕も見ていると、
よくそんなに
喧嘩するな・・・
と思うほど、男の子同士というのは、些細なことでもなんでも喧嘩します。
「怪我をしない程度」の喧嘩は、子どもの成長には大事かもしれません。
ただ、こういうおもちゃで喧嘩すると、壊れるかもしれません。
そこで、親は考える必要があるでしょう。
実は「リモコン クワガタ」と同シリーズの「リモコン カブトムシ」を同時に購入しておきました。
カブトムシを
すぐ作るから、喧嘩しないで。
うん・・・
カブトムシは僕だよ!
じゃ、カブトムシ
すぐに作ろう。
カブトムシとクワガタの似たつくり・仕組み
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形もシステムもリモコン クワガタとリモコン カブトムシはほとんど同じです。
カブトムシは、大きなツノがあって、それがガシガシっと動くようです。
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動き方はクワガタもカブトムシも同一です。
ツノのあたりが多少異なる作り方ですが、「ほとんど同じ」作り方です。
リモコン クワガタの経験が役に立ちそうです。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya405m.jpg)
早速、制作を開始します。
このリモコン、
さっきと同じだよ。
意外と複雑な部分もあるリモコンの制作ですが、クワガタと同じなので、スイスイ進みます。
説明書と原寸図:本物のビスを重ねる
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このネジで
いいね。
長さ・直径が、様々あるビス。
実に多様ですが、見れば大体は分かります。
上の写真のように、原寸図が描かれている説明書に「本物のビスを重ねて確認」するのが良いです。
慣れると「重ねなくてもわかる」ようになりますが、「一つ一つ確認する姿勢」も大事です。
大抵の場合、「実際の大きさより小さく描かれている」ことが多い説明図。
それは、「実際の大きさで描くと、図が大きくなり、説明図・図面の枚数が多くなる」からです。
合理化の面もあり、実際には「原寸図は大きすぎる」建物の図面。
そのため、建築・建物などの設計図書は、「原寸では大きすぎる図面を、小さく表示」します。
例えば、「100分の1」などの縮尺で表現することが多いです。
同様に、小さく表現するプラモデル・工作の説明書。
「合理化」であると同時に、「小さく表現された図」でイメージできるようになることも大事です。
一方で、「原寸図」を見ることも非常に大事だと思います。
そのままの大きさで描かれている「原寸図」を、本物で確認すること。
すると、図や図面の理解が進むでしょう。
こういう「ビス」などの絵を原寸図で表現するタミヤの姿勢は、非常に好ましいと思います。
「同じ」だから分かること
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さっきと
同じで、こうだったね。
スイスイ制作が進みます。
急いで
作らなくても良いよ。
大丈夫だよ。
同じだから、分かる。
僕が思っていたよりも、早いペースで制作が進みます。
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ネジ・ビスを留める作業も慣れてきました。
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リモコンがどんどん出来てゆきます。
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モーターも
クワガタの時と同じだね。
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こうやって、
モーターに歯車をつけるんだね。
こういう小さな動く工作で多い、モーターに「ピン」という小さな歯車をつけること。
机の上にピンを置いて、上から「グッと」力を入れてモーターの回転軸に差し込みます。
慣れれば簡単ですが、最初は少しコツが入ります。
もう
慣れたから、すぐできるよ。
同じだから、
良くできるね。
早く、〜(弟の名前)の
ために作ってあげなきゃ・・・
どうも急いで作っていると思ったら、「早く弟に作ってあげたい」ことが理由だったようです。
いずれにしても、一度経験した「ほぼ同じ工作物を作る」経験が非常に活きているようです。
「考え方の軸」を持つ大事さ
様々な考え方・解法を学ばなければならない、中学受験・高校受験・大学受験の算数・数学。
「たくさんの解法を頭に入れる」方法でも良いでしょう。
それも良いですが、「しっかり考え方の軸を身につける」ことが最も大事です。
そのように「しっかりした考え方」が身につけば、どんどん出来るようになるでしょう。
それは、この「似た工作をする」のと同様な点が多々あると思います。
「考え方の軸」を持てば、図形問題等、ある程度は「類似した考え方」で対応できるようになります。
そうした「考え方の軸を応用・発展させる」学び方だと、問題の応用力が上がるでしょう。
次回は下記リンクです。