大事な試験当日の心構え〜ポジティブな平常心・イチロー「出来ることに集中」・「自分が出来る問題」は確実に解く・「似た問題は全て出来る」姿勢〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「不安な気持ちから「合格できるはず」と信じる気持ち〜松井秀喜「心が変われば、行動が変わり、運命が変わる」・合格へ向かう強い気持ち「心を変えて、運命を開く」〜」の話でした。

目次

大事な試験当日の心構え:ポジティブな平常心

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入試本番が近づくと、多くの方が、

試験当日は
大丈夫かな・・・

一生懸命勉強してきたけど、
当日にちゃんと実力出せるかな・・・

「試験当日大丈夫か」という不安を皆が持ちます。

秋に入学することが多い世界の学校に対して、「春入学」を貫く日本の学校制度。

欧米などの試験の時期は、日本と異なるタイミングで行われると思われます。

そして「春入学」であるため、入学試験はその直前の冬に行われます。

ほとんどの中学受験・高校受験・大学受験は1月から2月の「とても寒い時期」になります。

寒いから、
風邪をひかないようにしよう・・・

体調を崩すことだけだ避けなければならないので、まず第一に体調管理です。

そして、それに次いで「しっかり学んだことを復習」しましょう。

新たな問題には
どのくらい取り組んだ方が良いの?

復習ばかりだと「真新しい問題の対処する力」に不安があるかもしれません。

この「真新しい問題をどの程度」はそれぞれの方次第で、「基本は復習」と考えます。

今まで学んだこと、勉強した問題は「しっかり解ける」ようにしましょう。

そして、試験当日に向けて「ポジティブな気持ち」と「平常心」を持つことが大事です。

いわば、「ポジティブな平常心」を持って一日一日を前向きに過ごしましょう。

この「ポジティブな平常心」という言葉は僕の造語ですが、似た言葉はあるかもしれません。

直前期の大事な姿勢

1.とにかく健康管理を最重視

2.しっかり復習:学んだことは出来るように

3.「ポジティブな平常心」を持ち続ける

イチロー「自分に出来ることに集中」

プロ野球 イチロー選手(Wikipedia)

日本人ならば、誰しも好きなイチロー選手。

日本野球界での活躍もさることながら、

Five Hits?
No Kidding!(5本のヒットだって?そんなバカな!)

米国大リーグに渡ってからの素晴らしい業績は日本人の誇りです。

身体のサイズが大きく、ホームランをガンガン飛ばす大リーグ選手に対して、ヒットを飛ばし続けました。

そして、「壮麗な疾走」と「華麗すぎる守備」で世界を魅了したと言って良いでしょう。

イチロー選手は、大変興味深い言葉を話しています。

自分にコントロール出来ることと
出来ないことに分ける。

自分で制御できないことに
関心を持たないことです。

イチローの言葉

自分にコントロール出来ることと出来ないことに分ける。

自分で制御できないことに関心を持たないことです。

この言葉は、いかにもイチローらしい言葉だと思います。

「自分で制御できないこと」には無関心、「自分で制御できること」に集中するということです。

「自分に出来ること」に
集中する!

イチローは「自分に出来ること」は「全てをやってきた」と言える「野球一筋」の人生です。

元旦以外は
バッティングセンターへ行った!

という「伝説に近い」話もありますが、イチローなら「十分あり得る」話です。

この「やり続ける」ことは言うのは簡単ですが、なかなか出来ることではありません。

まさに、「言うは易く行うは難し」の典型例でしょう。

受験生の皆さんも、イチローの言葉から学べび「上の3つ」をしっかりやりましょう。

「健康管理・完璧な復習・ポジティブな平常心」を毎日心がけると良いでしょう。

「自分が出来る問題」は確実に解く:「似た問題は全て出来る」姿勢

新教育紀行
五島の海(新教育紀行)

どうしても寒い時期に行われる日本の受験制度は、受験生には大変です。

寒い時期には、時には上のような「夏の海」のイメージを思い起こして、

とっても
寒いけど、夏の海は暑かったな・・・

気持ちを暖かくしましょう。

年によって寒かったり多少暖かい時もありますが、日本においては「真冬」に行われる入試。

僕が第一志望校の武蔵中を受験した日は、大雪でした。

えっ!
すごい雪!

猛烈な雪で、「交通機関の乱れ」が生じるほどでした。

とっても
寒い・・・

僕は電車で向かう予定でしたので、早めに出ることにしました。

そして、防寒対策を万全にして、試験に向かったのでした。

やあ、〜くん!
しっかり頑張るんだぞ!

僕が教わっていた塾の先生に励まされて握手したのを、よく覚えています。

東京の感覚では「吹雪」に近いほどの大雪で、風景は真っ白でした。

前日まで「雪が降っていたか」は定かではありませんが、急な大雪に少し慌てました。

こういうこともありますから、「何があってもポジティブな平常心」を持ちましょう。

イチローの言う通り「天候はコントロールできない」ことなので、「無関心」で良いでしょう。

ただ、「無関心」でも「準備はしておく」ようにしましょう。

試験当日の大事な心構え

・「試験当日の天候はコントロールできない」ので、どのような天候でもOK

・「大雪や大雨になっても大丈夫!」と言う気持ちと準備

この「準備」は、中学生・高校生は自分で良いですが、小学生は自分では無理です。

試験当日、どんな
天候でも大丈夫なように!

ここは親がしっかり準備して、

当日、大雪でも大雨でも
大丈夫だから、安心して!

うん!
大丈夫だね!

試験当日、自分のできない問題に出会った時は誰しも焦ります。

その問題は、ひょっとしたら「ほとんどの人が出来ない」かもしれないのです。

「ほとんどの人が出来ない」問題は、解けなくても大丈夫です。

一生懸命頑張ることは大事ですが、イチロー選手の言う通り「出来ないこと=問題」は諦めてましょう。

「ほとんど全員ができない問題」は、
「自分が制御できない問題」と同等と考えても良いでしょう・・・

「全米で打率を1位」を目指して実行したイチローなら、

まあ、僕なら「ほとんど全員ができない問題」は、
「制御できること」なのでやるけど・・・

でしょう。

これが、「イチローのすごいところ」です。

「1位を目指す」のは、すごく大変なことで「出来うる可能性のあること」は全てやったのでしょう。

「1位を目指す」姿勢は大事ですが、入試では必要なく「合格点を獲得する」ことになります。

この点ではイチローの姿勢とは多少異なり、多少「易しい姿勢」になるでしょう。

入試で「出来ない問題」がある時

・「ほとんどの人が出来ない」問題かもしれず、解けなくてもOK

・「自分が出来る・コントロールできる問題」は確実に解いて合格

そして、

自分に出来る問題を、
きちんと・確実に解いて・・・

合格点に
到達しよう!

と思い切ることもまた大事です。

「自分の出来ること=問題」に集中しましょう。

そして、試験当日にそういう風に考えられるようにしましょう。

直前期は、日頃から「自分に出来る問題をキッチリ・確実に解く」ことを強く意識しましょう。

復習するときは、

この問題は
もうやり方を覚えちゃったけど・・・

似た問題は全部
出来るようにする!

「似た問題は確実にできるように」と言う姿勢も大事です。

似た問題は、
絶対解けるようにする!

そして、確実に自分の学力を発揮して合格へ向かいましょう。

新教育紀行

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