前回は「偏差値の背番号を脱ぎ捨てよう〜合格へ〜|中学受験〜大学受験」の話でした。
首都圏の中学入試が本格化した、2月1日の試験が終了しました。
今日が第一志望だった方も大勢いらっしゃると思います。
全体的に倍率が高く、4倍程度の倍率の学校も多いため、狭き門となっています。
募集人員よりも合格者は少し多いので、実質倍率は少し下がりますが、受験生の方々は大変です。
今日の試験が終わって、良い感触だった方は良いですが、
思ったより
出来があまり良くない・・・
もう少し
出来るはずだったのに・・・
という方も大勢いるでしょう。
まずは、明日以降も試験が続くので、頭を切り替えることが最も大事です。
おそらく「良い感触だった」と感じられる方は、せいぜい受験生の10%程度の方でしょう。
実質倍率が3倍の場合、「良い感触だった」方は合格者の30%ほどに当たります。
受験生全体の残りおよそ90%の方の中で合否が決まると考えると、大勢の方が「ちょっと不安」な気持ちだと思います。

今日のあの算数の問題は、
本当は出来たはずだった・・・
電気の問題で、
ちょっとミスっちゃった気がする・・・
「出来るはずだった」や、ケアレスミスなども後で気になってきます。
「〜という気がする」は「気のせい」かもしれませんから、気にしないようにしましょう。
また、「出来るはずだった」というのは誰しもあることです。
他の90%程度の方、およそ10人に9人くらいの方は、そういう気持ちがあるでしょう。
ここは気持ちを切り替えて、明日以降の試験に臨むことが最重要です。
今日の試験で合格することが最も望ましいことですが、今から気にしても結果は変わらないでしょう。
また、個々人の考え方や性格にもよりますが、解答速報は見ない方が良いと考えます。
今後の試験で、その問題の解き方が活かせる可能性もなくはないですが、精神的影響の方が大きいと思います。
今日の試験のことは良いイメージならその調子で、そうでもなければスパッと心を切り替えましょう。
そして、明日以降の未来へ心をしっかりと向けてゆくのが、ベストな姿勢であると思います。
読者の受験生の皆さんの合格を心より願っております。