前回は「「成長の停止」からギアチェンジして成長へ〜冬至から上がる太陽高度・バルコニーで成長したブロッコリー〜 」の話でした。
春先に「青々としてきた」コップの植物たち:「青々と」の語源

2024年11月2日〜4日に筑駒中高の文化祭を訪問した際、お土産にもらった「コップの小さな畑」。

お土産もらった・・・
嬉しいな・・・
大人も嬉しい「お土産」ですが、子どもは「お土産」をもらうと、嬉しさ倍増です。
2024年は様々な中学・高校の文化祭を訪問しましたが、各校の展示で、様々なお土産がありました。



作った、電気の
おもちゃ、もらったよ!
電子工作の体験をさせて頂き、それを持ち帰らせてくれる学校もあり、皆創意工夫に富んでいました。
今年の関東関西の中高文化祭に関する話を、上記リンクでご紹介しています。


少しずつ育った「コップの畑」の植物たちですが、ちょうど冬に当たり、成長が停滞しました。
上の写真は「127日後=約4ヶ月後」の状況で、3月上旬です。
少しずつ春めいてきたので、成長が停滞しているものの、明らかに緑が濃くなりました。
植物の緑が「濃くなる」ことを、植物が「青々とする」と表現します。



学校の植物も
青々としてきたよ!
「青々と=植物の葉が新鮮な緑色をしている様子」ですが、見かけは「緑々と」です。
なぜ「青々と」と表現するのかは、筆者は知りません。



僕も知らないけど、
どこかで調べられないかな・・・
調べてみると、昔は、青が「緑周辺の色相を表現」する言葉だったようです。



昔は、
緑を青って呼んだのかな?
現代では、青と緑では似ている面がありますが、やはり違います。
時代によって、色などの感覚も異なるのかも知れませんが、こういう歴史も面白いです。


日本では江戸時代まで、鉄筋コンクリートの建物は、ほとんどなく、ほぼ全て木造でした。



木造ばっかりの街と、
現代の街でも印象が違うかも・・・
人々の「物事を見る感覚・印象」は、江戸時代までと現代では違いそうです。
植物の生命力の根源「光合成」


緑の色が増すと、いかにも生き生きしてきます。
真冬は、冬眠するが如く成長が停滞していた植物は、太陽の光を浴びて青々としてきました。


大きさは、一週間では、あまり変化しませんが、少しずつ成長するエネルギーを感じます。



太陽の光が
当たると、元気になるね!
この植物の生命力の根源は、やはり光合成です。


さらに一週間経過すると、さらに緑が増し、植物に力が漲ってきました。


葉大きくなり、全体的に少し大きくなり、茎の周辺がキリッとして、力強さを感じます。



葉っぱが
大きくなったね!
3月中旬になり少しずつ暖かくなり、太陽高度が上がるにつれて、植物たちは元気になります。


2025年は、3月中旬に首都圏でも降雪があり、気温が下がる日が多くありました。
暖かくなってきたと思ったら、少し冷え込む時期もありますが、概ね暖かくなる時期です。
力強さを増した植物たちの成長が、今後も楽しみです。