前回は「春先に「青々としてきた」コップの植物たち〜「青々と」の語源・植物の生命力の根源「光合成」〜 」の話でした。
春先に急速に力をつけるコップの植物たち

2024年11月2日〜4日に筑駒中高の文化祭を訪問した際、お土産にもらった「コップの小さな畑」。
コップの中で発芽した後、プランターに植え替えて成長を見守っています。
順調に成長していましたが、冬に入って、寒くなり太陽高度が下がると、成長が止まりました。

あまり
変わらないね・・・
水や栄養を与え続けましたが、冬の2ヶ月ほどは表面上は成長が止まったようでした。


ところが、春先の3月中旬頃から、にわかに元気になってきました。
みるからに青々としてきて、



最近、急に
元気になった感じだね!


文化祭で頂いた「2つのコップの小さな畑」の芽が、すくすくと成長を再開しました。


同時期に植えたブロッコリーも、小さいながら成長して実がなりました。



ブロッコリーも
実が出来てきたね!


他の植物たちも、にわかに元気づいて、植物の個性的な色が鮮やかになってきました。


さらに一週間が経過すると、力強く成長しているのが、目に見えて分かります。



どんどん
大きくなるね!


1週間の間に、みるみる大きくなり、驚くほど成長のスピードが上がりました。


ブロッコリーも負けじと、一生懸命成長しています。
「止まった」ように見える植物の成長の内側:成長を秘めた期間


さらに一週間が経過して、大きく成長を続けています。
上の写真の時期は、ちょうど4月に入ってすぐの頃です。



最近は、
グングン育つね!


緑色の色づきが、とても良くなり、生命力が強く感じられます。
3月末から植物の生育が急に早まりましたが、生育が早まった要因は下記が考えられます。
・気温が上昇して、暖かくなったこと
・太陽高度が上がり、太陽光による光合成が盛んになったこと
「温度」と「光合成」のどちらが、生育に大きな影響を与えているのでしょうか。
「温度」は直接的で分かりやすいですが、「光合成」の方が成長には大きな影響を与えそうです。


寒い冬場でも、スクスク成長していた「そら豆」は、少し成長の進みが遅くなりました。
「コップの小さな畑」の植物の成長の勢いが強くなったので、



相対的に、そら豆の成長が
遅くなったように感じる・・・
「早い成長」と比較して、「成長が遅くなった」ように感じられたのかもしれません。
文化祭で頂いた「コップの小さな畑」から、5ヶ月余りの期間が過ぎました。
植物の成長期間としては、ある程度の時間が経過しましたが、途中に真冬の時期がありました。
そのため、正味の成長期間では3ヶ月程度と考えて良いかもしれません。
あるいは、「成長が止まったように見えた」冬場もまた、「内側では成長していた」のかもしれません。
表面上は「止まった」ように見えた植物の成長は、「成長を秘めた」期間だったようにも思えます。


なかなか成績が上がらない時は、



本当は学力が上がっている
はずだけど・・・



まだ、成績アップとして
表面化していないだけ!



密かに私の
学力は上がっているはずだから・・・



どこかのタイミングで
成績は上がるはず!
学力も同じように、「成績アップを秘めた」期間があると筆者は考えます。
これからさらに暖かくなるので、成長に大いに期待したいです。
次回は上記リンクです。