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Henry Stimson②〜信念貫く強き姿勢〜|威人紀行

前回は「Henry Stimson①〜自らの信念を持つ〜」の話でした。

Henry Stimson(Wikipedia)
目次

自らの眼力に大いなる自信を持つ

後にGHQ最高司令官に就任し、日本占領の最高権力者となったマッカーサー元帥。

Douglas MacArthur陸軍元帥(Wikipedia)

バリバリの共和党員で若い頃から優秀だったマッカーサーは、戦場でも非常に優れた働きをして、全米の人気者でした。

しかし、共和党を絵に描いたようなマッカーサーは、傲岸不遜なところもありました。

発想が民主党的なルーズベルト大統領とは、考え方が根本から全く合いません。

まさに「水と油の関係」でした。

非常に険悪な仲だったのです。

マッカーサーが軍人として有能なのは分かる。
しかし、私はアイツが大嫌いだ!

マッカーサーが大嫌いなルーズベルトは、マッカーサーを予備役に編入してしまいます。

つまり、クビです。

数々の勲章を保有するも、クビになったマッカーサー将軍。

米国に居場所がなくなり、その後、当時米領だったフィリピンへ向かいます。

フィリピン陸軍元帥として、フィリピンの軍事面で非常に尽力します。

フィリピンは素晴らしい国だ。
私の第二の故郷だ!

マッカーサーと同時期にフィリピン総督として、フィリピンにいたスチムソン陸軍長官。

やはり、マッカーサーは素晴らしく有能だ!

ルーズベルト大統領が嫌いであろうと、
マッカーサーには
米軍に戻ってきてもらうべきだ!

信念貫き、マッカーサーを強く推薦

日米交渉の中、日本との戦うことが見えてきた1941年7月頃、

ルーズベルト大統領。
マッカーサーに米軍に戻ってきてもらいます。
彼を極東米陸軍司令官に任命したい。

マッカーサー以外にも、
有能な将軍は、我が米国に沢山いると思うのだが

だから、私はマッカーサーは大嫌いだと
ずっと言っているだろう!

やはり、こう言ってきたか。
しかし、米軍にはマッカーサーが必要なのだ!

私は、マッカーサーが適任と思うのです。
私に陸軍を任せたのではないのですか!

陸軍関係者の人事は、
陸軍長官たる私の専権事項ですぞ!

分かった。
マッカーサーで良いだろう。

今、共和党重鎮のスチムソンの機嫌を損ねるのは、
政権運営上、かなりまずい。
マッカーサーは大嫌いだが、仕方あるまい・・・

ルーズベルト大統領が、マッカーサーを大嫌いなことを知っているスチムソン陸軍長官。

ルーズベルト大統領の反対を押し切って、自分の信念を貫きます。

「自らの信念」のゆくえ

日本の首相と異なり、「すべての人事権等の権力を持っている」米大統領に反抗するのは、極めて困難なことです。

ひょっとしたら、自分が即座にクビになるかもしれません。

もういいわ。
私の言うこと聞かないなら、
スチムソンの代わりに・・・

となる可能性が、非常に高い。

それでも

私は信念を曲げない!
例え、相手が大統領であろうと!

と、信念貫いたスチムソンの姿勢は、稀有なことです。

そして、スチムソン陸軍長官の期待通り、一時は敗退するも、米陸軍を牽引したマッカーサー元帥。

私の思った通りだ!
マッカーサーを司令官にして良かったのだ!

反対を押し切って、「自らの信念を貫くこと」はなかなか難しいことです。

まずは、自分に自信を持っている必要があります。

自らの信念を貫く男は、日本と大きな関わりを持ちます。

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