前回は「様々な角度から見ると楽しい「キンケシ」〜自分で作る「技ケシ」・キンケシの「物々交換」と子どもの感性・実物でリアルに楽しむ姿勢〜」の話でした。
キンケシで「実話にない戦い」を自分で作る楽しさ

近年復活し、販売されているキンケシ・シリーズ。
筆者が小学生だった1980年代は、爆発的な人気を呼び、大勢の男の子が夢中になりました。
お小遣いから100円玉を握りしめて、ガチャガチャをして、たくさん集めたものです。
上の写真は、近年リバイバルしたキンケシ・シリーズです。

上の写真は、筆者が小学生だった頃のキンケシで、現代のキンケシとは大分異なります。
現代のキンケシの方が、少しふくよかな印象を受けます。

こうして、「キンケシで遊ぶ」のは、自分で「対戦相手を作れば無限に遊べる」ところが良い点です。
上の「ブロッケンJr.とビッグ・ザ・武道の戦い」は、キン肉マンの実話にはない戦いです。
「実話にある戦い」を再現するのも面白いし、「実話にない戦い」を夢想するのも楽しいです。
こうして、机の上などで遊ぶのも面白いですが、やはりリングが欲しいです。
内野吉貴何かで、リングを
作れないかな・・・



あっ、これは
ちょうど良いかも・・・
「リングにちょうど良い」箱があったので、それを使ってリングを作ることにしました。
割り箸ポールと輪ゴムロープの自作リング:力の矢印と合力


「ちょうど良い箱」は、上の景品の箱です。
大勢の子どもたちが大好きな、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」。
確かに、この麦茶は一般的な流通価格の割には、とても味わい深く、大人も美味しく飲めます。
「健康ミネラルむぎ茶」は、ラベルを集めて送付すると、塩などを景品で送ってくれます。
ミネラル豊富な塩は、とても美味しいので、筆者は好んで色々な料理に使用しています。
この景品の箱は、近年ネット流通で一般的な形状・サイズの箱ですが、おもちゃ作成にちょうど良いです。



これで、
キンケシのリング、作ってみない?



うん、
作ってみたい!
子どもが乗り気になってくれたので、早速「自作キン肉マンリング」を作成することにしました。
リングを作成するためには、他にポールとロープが必要です。
ロープは、弾力があるヒモが好ましいので、輪ゴムとなります。
問題はポールですが、これは割り箸を切って作成することにしました。


筆者が、ダンボールの箱の四隅に穴を開けて、子どもに自由に絵を描いてもらいました。
絵があると、一気に「自作感」が出てくるので、オススメです。


穴を開けたところに、ポールの代わりの割り箸を差し込むとリングらしくなってきました。



リングに
ロープを張ってごらん。



うん、
ロープを張ってみるね!





輪ゴムで
引っ張られるから・・・



セロハンテープで
止めればいいかな・・・
身近な存在の輪ゴムは、様々なサイズがあり、弾力はほぼ均一と思われます。
この輪ゴムの弾力は意外と強いもので、引っ張ってみるとかなりの弾性力があります。
段ボールに差し込んだ割り箸ポールは、輪ゴムの弾力で引っ張られて、倒れてしまいます。





こんな感じで
セロハンテープ止めたけど・・・



もう一本、輪ゴムつけたら
もっと倒れちゃうね・・・
一本のポールに対して、「四方から均等に力がかかる」状況ならば、双方の力を打ち消します。
その結果、「ポールは自立する」のですが、リングでは「特定の二方向から力がかかる」となります。
上の写真のポールに、二本の輪ゴムロープをかけると、右と下に力がかかります。
すると、「右側の矢印の力」と「下側の矢印の力」が合力となり、「右下側の矢印の力」となります。
ばね・てこなど、力が関係する学びでは、「力の矢印」を描くことが大事です。
この「力の矢印を描く」のは、中学以上の物理では「当たり前の姿勢」です。
ここで、小学生の理科の学びにおいても、「力の矢印」を描くと理解が進みます。
キン肉マンリングでは、「二本の輪ゴムの合力」に対して、割り箸ポールが耐えられませんでした。



上手くいかないから、
もういいや・・・
「上手くいかない」と子どもは、割と早めに諦めてしまう傾向があります。



じゃ、少し工夫して、
ちゃんとしたリングにしようか。
次回は、少し工夫して、「ポールが倒れないようにする」話です。


