前回は「大事な親の受験生への姿勢〜大事な「全力出して」「いつも通り」の鼓舞・すでに「思い切り頑張り続けている」子どもたち・新官軍を鼓舞した西郷・徳川幕府討幕の無謀さ・新官軍の「禁じ手」〜」の話でした。
よく寝て「入試当日はバッチリ」へ:かつて「四当五落」の入試

いよいよ2026年1月17日となり、今日から関西の中学受験の入試日程が開始しました。
そして、大学受験は、「第一関門」となる大学入試共通テストが開始しました。
1.体調万全でクリアな頭脳で
2.「出来る問題」は出来るだけ確実に得点
3.「予想外の問題」が出ても驚かないで冷静に
入試当日の大事な姿勢は、上記の3つです。
これらは、昔から頻繁に言われていることばかりで、全て「当たり前のこと」です。
ところが、人間は「当たり前のこと」が意外となかなか出来ないことが多いです。
1「体調万全でクリアな頭脳で」と2「「出来る問題」は出来るだけ確実に得点」の話をしました。
1は、とにかく超直前期は、睡眠時間をきちんと確保することが最重要です。
昔は「四当五落」という言葉があったようです。
意味は「四時間睡眠ならば当選(合格)、五時間睡眠なら落選(不合格)」です。
この言葉は、主に大学受験生を対象にした言葉と思われますが、昭和中期まではこの雰囲気でした。
四時間睡眠というのは、一時的には可能ですが、これを続けると心身に悪影響をもたらします。
五時間睡眠も一定期間続けるのは極めて困難と思いますが、こういう「目標値」が、かつてありました。
現代は全く異なる状況ですが、睡眠時間は、とても重要です。
入試の超直前期である1〜2週間前は、よく寝て「入試当日はバッチリ」を意識しましょう。
「予想外の問題や事態」に対して冷静に:「ミッドウェー」の教訓

今回も、歴史の事実を参考に、入試当日の大事な姿勢を考えます。
最近は、中学受験の参考書でも「ミッドウェー海戦」が、ほぼ必ず記載されています。
筆者が中学受験生・小学生だった頃は、「ミッドウェー海戦」は記載がなかったように記憶しています。

国力が「桁違い」ではなく、「二桁違い」の分野もあった、当時の日米。
それにも関わらず、当時の大日本帝国は、「無理に無理の上に無理を重ねて」陸海軍は強力でした。
1941年末期、大日本帝国海軍の戦力は「世界一だった」と表現しても過言ではないでしょう。
あまりに「楽勝」が続いた帝国海軍の幕僚たちは「奢ってしまう」雰囲気にあふれました。
挙げ句の果てに、山本長官までもが、
山本五十六まあ、ミッドウェーは
あまり面白くなさそうだな・・・
ミッドウェーに向けて、「あまり面白くなさそう」と感じていたようです。
これは、山本長官が、ミッドウェー直前に知人に宛てた手紙に明瞭に記載されていました。


その結果、「圧倒的に優勢」だった連合艦隊は、「全く予期せぬレベルの大敗北」を喫しました。
「ミッドウェー海戦」に関する話を、上記リンクでご紹介しています。
この「ミッドウェー海戦」の最大の敗因は、「驕り」でした。
戦いにおいて「驕り」は論外ですが、たかだか80年余り前に、こういう歴史が起こったのが現実でした。
入試において、どんなに模試の成績が良くても「油断」や「驕り」は、絶対に「しない」のが鉄則です。
また、「予想外の問題や事態」に対しても、冷静に対処するのが大事です。
近年、中学受験の算数で問題文が長い「初見の問題」が、よく見受けられます。
昭和中期、1970年頃から激化した中学受験。
筆者の頃は、「激化から20年」でしたが、「「激化から55年以上」となった現在、



出来るだけ類題がない試験で、
志望者の学力を測りたい・・・
主に最難関校を中心として、出題者は一生懸命工夫していると思われます。
筆者は、算数の問題は「出来るだけシンプルが好ましい」と考えています。
ところが、「シンプルで類題がない問題」を考えるのは、大変なことです。
そこで、長文の「予想外の問題」が最難関校で今後も出題され続けると考えられます。



えっ、
なにこれ・・・



これは、全然
知らない問題・・・
まず、「予想外の問題」は、「自分だけ」ではなく「みんなが予想外」です。
この気持ちで、



なんだか初めての
問題だけど・・・



みんなも初めての
はずだから・・・
とにかく、前向きに出来るだけ落ち着いて、得点を目指しましょう。
「予想外の問題」は、「点差がつきやすい」ので、むしろ勇躍して得点する姿勢が良いです。
同様に、「予想外の事態」も起こりうるので、「とにかく冷静に」が大事です。
中学受験生・高校受験生・大学受験生の皆さんの志望校合格を心より願っています。
次回は上記リンクです。



