大事な親の受験生への姿勢〜大事な「全力出して」「いつも通り」の鼓舞・すでに「思い切り頑張り続けている」子どもたち・新官軍を鼓舞した西郷・徳川幕府討幕の無謀さ・新官軍の「禁じ手」〜|2026中学受験・高校受験・大学受験・入試当日の気持ち6

前回は「入試当日の大事な姿勢〜「見直し」よりも「全体を見渡す」・入試まで最後の数日=「睡眠時間十分」で心身ともに健康に〜」の話でした。

目次

大事な親の受験生への姿勢:すでに「思い切り頑張り続けている」子どもたち

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昔の小学校の机と椅子:旧開智学校(新教育紀行)

いよいよ今年2026年1月も中旬となり、今週末から関西の中学受験の入試日程が開始します。

そして、大学受験は、「第一関門」となる大学入試共通テストが実施されます。

中学受験生・高校受験生・大学受験生の皆さんは、全力を出し切るように願っています。

入試当日の大事な姿勢

1.体調万全でクリアな頭脳で

2.「出来る問題」は出来るだけ確実に得点

3.「予想外の問題」が出ても驚かないで冷静に

入試当日、または前日から大事な姿勢は上記と考えます。

入試前日は「当日同様」と考えて、落ち着いて本番をイメージすると良いでしょう。

今回は、受験生の親の姿勢に関する話です。

小学生の親を持つ筆者ですが、「親の姿勢」は同年代の方に対する話で、少々僭越と考えます。

今回は、筆者自身の中学受験の経験、大学受験の経験から、望ましい親の姿勢を考えます。

また、これらの話を、歴史的背景からも考えてみます。

「親の姿勢」が最も大事なのは、精神が幼い小学生の中学受験生に対して、と考えます。

高校生である大学受験生に対しては、「親が何を言おうと関係ない」可能性もあります。

その間の、中学生である高校受験生は、多少「親の姿勢」が影響するかもしれません。

そのため、今回の話は主に「入試本番を迎える中学受験生の親」の話です。

受験生の父親

いよいよ本番だ!
頑張れ!

受験生の母親

〜(子どもの名前)ちゃん、
頑張ってね!

多くの親は「頑張れ!」「頑張って!」というかもしれません。

ところが、多くの中学受験生=小学生は、

男子小学生

僕、ずっと頑張って
いるんだけど・・・

女子小学生

私、この一年
頑張り続けているけど・・・

とうの昔から、すでに「思い切り頑張り続けている」のが現実です。

この観点から考えると、「頑張れ!」は無意味であり、「むしろ負担」の場合もありそうです。

徳川幕府討幕の無謀さ:新官軍の「禁じ手」

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戊辰戦争:左上から時計回りに、西郷隆盛、徳川慶喜、松平容保、木戸孝允(国立国会図書館)

それでは、親は入試直前、本番を迎える子どもに対して「どのように接すれば良い」でしょうか。

歴史の舞台から、「勝負の時」への大事な姿勢を考えたいと思います。

現代から考えると、「必然的」とも思われる「討幕(倒幕)」ですが、実は不自然極まりない歴史でした。

そもそも、徳川幕府は「日本政府としてそれなりにきちんとやっていた」のが現実でした。

確かに、日米和親条約をはじめとして「不平等条約を締結させられた」幕府。

ただし、あの当時の日本は、明らかに欧米先進国より見劣りする状況でした。

仮に、幕府担当者が西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允らであっても、結果は大して変わらなかったでしょう。

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幕末の優れた幕臣たち:左上から時計回りに榎本武揚、小栗忠順、川路聖謨、勝海舟(Wikipedia)

さらに、幕府には、上の人物のような極めて優れた政治家・官僚・軍人たちがいました。

そして、経済力・軍事力も「圧倒していた」のが、徳川幕府でした。

当時の世界情勢を考えると、「封建制度打破」は歴史の必然でした。

この観点から考えると、「封建制度の権化」であった徳川幕府は「消える運命」にあったのでした。

その一方で、「巨大な力を持った組織」を「消す」のは、尋常のことではありません。

当時、バリバリの日本政府であった徳川幕府を「倒す」のは、無謀以外の何者でもありませんでした。

岩倉具視

幕府を倒すには、
「禁じ手」も必要だわな・・・

こう考えた岩倉たちは、「錦の御旗を作成」しました。

ここで「作成」とは、「偽造」に近い行為でした。

「錦の御旗」に関する話を、上記リンクでご紹介しています。

岩倉具視

「勅」も作ってしまえば、
良いわな・・・

「不自然でしかない」討幕の密勅の話を、上記リンクでご紹介しています。

大久保利通

岩倉様・・・
これで「討幕の舞台」が出来ましたな・・・

こうして、「討幕の舞台」を「作った」のが岩倉具視と大久保利通たちでした。

そして、最後には「軍事力」がものを言うのが、世界中の「歴史の変革期」です。

西郷隆盛

チェスト!
行け〜!!!

西郷隆盛

おいどんたちで、
幕府を倒すのだ!!!

そして、最後は西郷率いる薩摩軍を中心とした新官軍が幕府を倒しました。

ここで、西郷は、

西郷隆盛(架空)

皆で
頑張ろう!

時代が違いますが、「頑張ろう」に類似する「抽象的なこと」は、西郷は言わなかったでしょう。

大事な「全力出して」「いつも通り」の鼓舞:新官軍を鼓舞した西郷

新教育紀行
京が中心・重心の日本列島(新教育紀行)

そもそも、西郷たちの軍勢の中核であった薩摩は、現在の鹿児島県です。

そして、当然ながら、薩摩軍は「薩摩(鹿児島)から京に乗り込んできた」のでした。

飛行機も列車もない当時、船による水運は盛んでしたが、船の数も輸送力も限定される中、

薩摩軍将兵A

薩摩から、
歩いて京まで来たぞ!

このような薩摩軍将兵も多数いたでしょう。

この点では、

薩摩軍将兵A

俺たち、
既に頑張っているのだ!

「既に頑張って」薩摩から京へ乗り込んできた将兵に対して、「頑張れ!」は無意味でしょう。

当時、「世界最強」だった薩摩武士を前に、西郷は、

西郷隆盛

我が薩摩の全力で、
この戦、勝つのだ!

西郷隆盛

おはん(お前)らの武力ならば、
必ず、必ず徳川に勝てる!

薩摩軍将兵A

我ら、西郷先生に
付いてゆきます!

西郷隆盛

よしっ!
チェスト!行け!!!

薩摩軍将兵A

おお〜!!!

このように、薩摩軍・新官軍を鼓舞した、と考えます。

歴史の変革期と受験は「別」かもしれませんが、受験生本人にとっては「大勝負」という点で類似します。

そして、本人にとっては「正に変革期」であるかもしれません。

受験生の父親

全力出して
合格目指そう!

このように「全力出して」と鼓舞するのが良さそうです。

受験生の母親

体調万全で、
いつも通りやってみようね!

「初めての経験」である人が多い中学受験では、「いつも通りね」も良いでしょう。

そして、

受験生の父親

〜(子どもの名前)ならば、
必ず合格できる!

この言葉が最も良いでしょう。

このように、親は「子どもの気持ち」を考えてあげて、うまく鼓舞するのが望ましいと考えます。

次回は上記リンクです。

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