前回は「色々な実験が体験出来るサイエンスラボ・イマジナス〜電池の原理を体験・スライムで様々な実験体験・選べる「溶かす」「冷やす」「電気を流す」〜」の話でした。
精巧過ぎるフィギュアが楽しい「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」

今回は、滋賀県長浜市の「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」を訪問した話です。
以前、延暦寺を訪問した話をご紹介しましたが、この旅の時に長浜を訪問しました。
現在の小学生〜高校生で、海洋堂をご存知の方は、どのくらいいるでしょうか?

僕、知っているし、
フィギュア持っているよ!



私は知らなかった
けど・・・
海洋堂は、極めて精巧なフィギュア等を作成する会社です。
比較的手頃な価格のフィギュアもあり、北斗の拳や三国志などのフィギュアが有名です。
上の写真は、海洋堂フィギュアミュージアムのエントランスで「出迎えてくれる」フィギュアたちです。
筆者は1977年生まれですが、同世代の方が見れば、冒頭の写真には興奮する人が多いと思います。



ケンシロウ!
懐かしいね!
この三人の名前は、ケンシロウ・ユリア・ラオウです。



ケンシロウ?
知らないけど・・・
今の小学生は、ケンシロウは知らないかもしれません。
一方で、僕たちの世代では「知らない人はいない」人物です。



お前は、もう
死んでいる!
一世を風靡した、この言葉を、当時小学生だった男の子は「一度は言ったことがある」人が多いです。



ちょっと
怖い感じだけど・・・
現代の感覚では、少し暴力的な要素が強いかもしれませんが、大変な名作である「北斗の拳」。
筆者が小学生の頃には、「大ブーム」を超えた「超大ブーム」となり、



ア〜タッタッタッタッタ、
タッタッタッタッタ!



ア〜タッタッタッタッタ、
タッタッタッタッタ!
「北斗百裂拳」もまた、当時は多くの男子小学生が小学校などでやったものです。
フィギュアや模型を異なる角度から見てみる:立体を理解するコツ


上のフィギュアを少し斜めから見た写真が、上の写真です。
ケンシロウ(手前の人物)側の斜め下から見ています。
ちょうど、ラオウ(奥の人物)が手を「クワッと」広げているのが極めて印象的な構図です。



少し角度を変えると、
見え方が違うね・・・



角度を変えてみると、
こんなに印象が違うんだね・・・
博物館などでフィギュアや模型があったら、正面からパッと見るだけでなく、角度を変えて見ましょう。
・フィギュアや模型などの立体は、角度を変えてみてみる
・例えば、横・後ろや、斜め下など



正面以外に、「どの角度が良い」
とか、あるの?
「どの角度が良い」はありませんので、「自分が好きな角度」が良いでしょう。
フィギュアや模型などの立体は、絵などの平面と異なり、様々な角度から鑑賞できるのが大事です。
絵は、日本画や水彩画ではなく油絵の場合は、「やや立体的」です。


「立方体が組み合わさった立体」の表面積や体積を求める算数の問題があります。
これらを回転させる問題もあり、場合によっては、高校生が積分して求める問題もあります。
こういう立体の問題は「コツ」がありますが、最も大事なことは、「立体を理解する」ことです。



こうして、博物館とかで
色々な角度から見たら・・・



立体を理解する力が
上がるの?
「問題が解ける力」は、すぐに上がることは少ないかもしれません。
こういう機会に少しずつ立体をしっかり見ると、少しずつ立体感覚が上がるでしょう。


この海洋堂フィギュアミュージアム黒壁では、創業者の思いも展示されています。



こんなに精巧な
フィギュアって、どうやって作るんだろう?
「どのように作成するか」のプロセスも紹介されています。


さらに進むと、ジャギ・トキ・レイ・ユダなど、大勢のフィギュアがいます。


キン肉マンのフィギュアもあり、他にも実に様々なフィギュアが楽しめます。
子どもも大人も楽しく過ごせる、海洋堂フィギュアミュージアム黒壁。
作成する海洋堂の皆さんの精神を理解しながら、フィギュアを見てみましょう。
滋賀県長浜市周辺在住の方、あるいは訪問する方は、ぜひ訪れてみて下さい。