合格目指す=「志望校が望む人物像」以上へ〜「偏差値を上げる」は△・「天王山の夏休み」を制覇する姿勢・「万全の入念な学び」で合格へ〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「合格を目指す姿勢〜上げるのは偏差値ではなく学力・自分の「立ち位置」を数値化する「偏差値」・学校の序列化と受験生の偏差値〜」の話でした。

目次

「天王山の夏休み」を制覇する姿勢:「万全の入念な学び」で合格へ

新教育紀行
空と雲(新教育紀行)

今回は、中学受験・高校受験・大学受験で合格を目指す学び、姿勢を考えてみましょう。

中学受験を具体例としてお話ししますが、内容は高校受験・大学受験も同様です。

この記事を出す2026年8月は夏休みの時期で、受験生にとっては、

塾講師

天王山の
夏休み、頑張ろう!

よく「天王山の夏休み」と呼ばれます。

ここで「天王山」とは、そもそも何か、ご存知ですか?

天王山とは、羽柴(豊臣)秀吉が明智光秀を破った「山崎の合戦」での「決め手」です。

ただし、この「天王山」には諸説あり、筆者は「山崎の合戦の決め手とは言えない」と考えます。

新教育紀行
明智光秀と羽柴秀吉(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

山崎の合戦は、「羽柴勢4万人vs明智勢1万6千人」という説が有力です。(諸説あり)

ここで、羽柴軍は、いわゆる「大返し」をしたため、疲れていた説があります。

New Educational Voyage
ルイス・フロイス「日本史」原書(Wikipedia)

戦国時代、日本に滞在した宣教師ルイス・フロイスは丹念な記録を本国に送っていました。

この記録によると、山崎の合戦は「キリシタン大名高山右近が大活躍して明智撃破」とあります。

ただし、これは「キリシタン贔屓」の面もあるので割り引いて考える必要があります。

その一方で、西洋人の発想では「正しい記録を残す」姿勢が強い傾向があります。

この観点から、明智撃破の原動力が「近畿周辺の高山たちだった」は、ある程度正しいと考えます。

そのため、最近では「山崎の合戦には秀吉不在だった」説まで登場しました。

「天王山」と合格目指す姿勢の話を上記リンクでご紹介しています。

筆者は、流石に「山崎の合戦に秀吉不在」は「ない」と考えます。

なんと言っても「まとめ役」である秀吉がいなければ、軍としてまとまらなかったでしょう。

いずれにしても、秀吉が光秀に勝利したのは、秀吉の「入念過ぎる準備」にありました。

羽柴秀吉

この秀吉が、
明智撃破に京へ向かっておる!

羽柴秀吉

ちなみに、上様(信長)は、
明智の包囲を破ってご存命だ!

秀吉は京へ舞い戻る間に、「信長は存命」という大嘘をついた書状を多数撒き散らしました。

小大名A

上様がご存命?
まさか・・・

小大名A

だが、信長様なら、
ありえるか・・・

過去に「絶体絶命」の「金ヶ崎の戦い」で、風のように戦場から脱出した織田信長。

新教育紀行
戦国大名 織田信長(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

とにかく、織田信長は当時「軍神中の軍神」でありました。

New Educational Voyage
戦国時代の人物たち:左上から時計回りに織田信長、徳川家康、上杉謙信、武田信玄(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

「軍神」というと、真っ先に上杉謙信が、そして武田信玄、真田幸村などが候補にあがる傾向があります。

実は、戦国期の軍神は、まさに信長こそふさわしいと考えます。

そして、信長の軍事能力が極めて極めて高かったからこそ、織田家は信じられない急速膨張したのでした。

小大名A

信長様は、信じられないことを
やり続けてきた・・・

そのため、「信長ならば、なんでもやり得る」と考える武将が多かったのでした。

そして、「大嘘つき続けた」秀吉は、とにかく「万全の」「入念な」準備で明智を撃破しました。

前線で明智を撃破したのが、どの武将であれ、「まとめたのは秀吉」であるのは間違いありません。

羽柴秀吉

皆の者、この羽柴秀吉に
ついてくるのだ!

つまり、「山崎の戦い」で「確実に勝利できる体制」を羽柴秀吉は生み出したのでした。

とにかく、受験生の皆さんは、秀吉の如く「万全の入念な学び」で合格目指しましょう。

合格目指す=「志望校が望む人物像」以上へ:「偏差値を上げる」は△

新教育紀行
雲と空(新教育紀行)

そして、具体的に「合格目指す」姿勢を考えてみましょう。

「合格を目指す」姿勢とは何でしょうか?

男子小学生

それは偏差値を
上げること、だよね!

女子小学生

志望校の偏差値を
超える偏差値になること、かな?

夏休みくらいから、受験生は「模試、模試、模試」となります。

そして、模試では、各科目の成績が点数で表れて、各科目の偏差値、総合の偏差値などが登場します。

まさに「偏差値に追い立てられる」人生となる受験生たち。

確かに、「自分の立ち位置」を知るには、便利な数値であるのが偏差値です。

その一方で、偏差値は「一つの参考数値」と考える姿勢が良いと筆者は考えます。

夏休みになると、多くの人が志望校、特に第一志望校の過去問をやっていると考えます。

ここで、志望校の過去問を見ると、「各校の特徴がある」ことに気づくでしょう。

中学受験は、大学受験と比較すると「各校のカラーが強く出ている」傾向があります。

中学受験と比べると、大学受験の問題は各校のカラーはありますが、非常に弱いです。

「各校のカラーが極めて強い」中学受験の問題は、問題を見ると、

内野吉貴

これは特徴的な問題だから、
A中学校かな?

「どの学校か?」が、分かることもよくあります。

これらの過去問は、各学校の先生たちが、

出題者

我が校に入学したい人には、
この問題をある程度解けて欲しい・・・

このように考えて、一生懸命作成しています。

つまり、「志望校が出題する問題を解く力を持つ」=「志望校が望む人物像」以上となることです。

この「志望校が望む人物像」を超える学びの姿勢で、夏休みから入試当日まで走ると、

男子小学生

偏差値よりも、
「志望校が望む人物像」になろう!

女子小学生

「志望校が望む人物像」になって、
さらに越えよう!

偏差値に追い立てられるよりも、気持ちよく学びに向かえると筆者は考えます。

中学受験生・高校受験生・大学受験生の皆さんは、これからの正念場を快活に学ぶと良いと考えます。

男子小学生

とにかく
偏差値を上げよう!

受験生は「とにかく偏差値」という姿勢になりがちです。

ここで、筆者は「偏差値を上げる」は、✖️ではないものの△と考えます。

最終的には、「試験の点数」で判断されることが多い入学試験。

一部でAO入試などがあり、入試は多様化していますが、日本の入学試験は「試験の点数が基本」です。

すると「点数」又は「偏差値」が高い方が、合格する可能性が上がるのは現実です。

点数や偏差値とはうまくお付き合いして、少しずつ学力を上げる姿勢が最も望ましいでしょう。

そして、「志望校が望む人物像」になり、それを超えて、合格を果たすことを目指すと良いと考えます。

新教育紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次