2024年受験に向けて 1〜2023年の入試問題に向き合う〜|中学受験

前回は「中学受験へ向けて」の話でした。

2023年の高校受験・大学受験の皆さまは、国公立大学の結果が出てない中、受験が続いている方もいらっしゃいます。

健康第一で、もう少し頑張っていきましょう。

中学受験の方は、ほぼ終了したと思います。

様々な結果があったと思いますが、

4月から
A中学生だ!

私は
X中学生!

4月以降に始まる新たな人生に様々な期待と思いを膨らましていることでしょう。

今回は、来年2024年に中学受験を予定している受験生(現5年生)と親御様向けの話です。

すでに「第一志望〜第二志望が決まっている」方も、いらっしゃるでしょう。

僕は、
B中学に行きたい!

私は
Y中学に行きたいな!

「だいたい絞り、検討中の方」もいらっしゃるでしょう。

僕は、
C中学かD中学が第一志望かな。

私は
Z中学とW中学が気になる。

大学に比べて各校の校風・カラーが強く、ちょうど思春期に通い、長時間滞在する中学〜高校。

通う子ども本人にとっては、「どの学校に通うか」は非常に大きな影響があります。

その影響を考えると、中学受験は本人の個性と校風の相性を最優先するのが良いでしょう。

志望校の決定においては、具体的には

今のうちの子の
偏差値を考えると・・・

となる傾向があります。

偏差値も大事かもしれませんが、「ほどほどに付き合う」くらいが良いと思います。

一方で、

偏差値で
合格判定・合格率が決まる。

本人の偏差値が、志望校の偏差値より
高くなければ!

という意見もあり、様々な方の考え方があるでしょう。

現時点では、「現在の偏差値+5〜10」位の学校も志望校として視野に入れても良いと考えます。

その上で受験生は、まず今年2023年の入試問題をやってみましょう。

えっ!
無理でしょう。

やって
出来なかったら、自信失くすのでは・・・

「やってみて、出来なかったら・・・」という気持ちは誰しも一緒です。

むしろ「出来なくても良い」くらいの気持ちで、今年の入試問題に向き合ってみるのが良いでしょう。

出来なくても
良いの?

来年の入試までは11ヶ月ほどあります。

「今出来るのであれば、もう勉強しなくて良い」ことになります。

確かに
そうだけど・・・

その意味では「今、出来なくても良い」より「今、出来なくて当然」くらいの姿勢でも良いでしょう。

時間を測ったり、一気に全問やる必要はありません。

一題でも良いので、ぜひ「来年受ける予定の学校」などの入試問題を取得してやってみましょう。

みなさんもご存知の通り、塾などの機関がネット等で最新の入試問題と解答を公表しています。

解答は「考え方」などが書いてない場合があるので、

「答えだけ」だと
分からないから・・・

詳しい解説のある
「過去問」が出るのを待った方が良いのでは・・・

「待っても良い」のですが、早めに「どういう問題が解けるようになれば良い」という目標を明確にしましょう。

山口多聞の話を、ミッドウェー海戦を中心にご紹介しました。

この海戦に関しては、軍事専門家・戦略家・歴史家など大勢の方が様々な意見を持っています。

「想定外の大敗北の理由」は、分析次第で様々挙げられます。

なんと言っても「目標が絞られていなかった・定かでなかった」ことが最大の問題・弱点でした。

「目標をはっきりと定める」ことが勝負事では大事です。

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孫子の著者:孫武(Wikipedia)

敵を知り
己を知らば、
百戦危うからず!

まずは自分の目標と「来年の僕(私)」を明確にして、目標をはっきりしましょう。

特に算数の問題にトライしてみましょう。

様々な難易度の問題があり、今の学力で解ける問題も難しい問題もあります。

「今年の問題に向き合う目的」は、「解けるかどうか」ではありません。

「どういう問題に来年自分が向き合い、解けるようになる」イメージを持つことが大事です。

まずは、やってみましょう。

全ては、そこから始まります。

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