ばねの伸びの考え方 1〜伸びる状況を描こう〜|中学受験の理科

前回は「回路のわかりやすい考え方 4〜回路全体をイメージ 2〜」の話でした。

今回は、バネ・てこの話です。

電気に比べると、比較的分かりやすい分野ですが、「しっかり理解」しましょう。

バネ・てこは、根本的な事柄が異なりますが、これら二分野を、まとめてしっかり理解しましょう。

ばねが一つであれば、イメージできますね。

ばねが「どのようにつながるか」で、様々な状況が考えられ、問題となります。

「直列・並列につながる」のは、回路と同様で「パターン化」する前に、基本を押さえましょう。

「パターン化する」考え方も良いですが、「基本的イメージがあるかないか」で、大きく理解度が異なります。

上図の、同じバネが2本つながっている状況を考えましょう。

これは分かるよ!

これは、分かる方が多いかもしれません。

「きちんと説明できるかどうか」を確認してみましょう。

説明って・・・

上のバネも、下のバネも同じ重さが、かかるよね。

その通りですが、しっかりと力の関係を考えましょう。

おもりで、まずは下のバネに重さがかかるので、下向きに矢印を描きましょう。

続けて、下のバネにかかった重さが、上のバネにもかかります。

すると、両方のバネが50gずつ重さがかかって、下に引かれます。

バネでも矢印は、便利ね。

力・重さがかかるのが、
イメージできるわ。

上・下のバネに同じ重さ・力がかかりますので、同じ長さ伸びますね。

非常に基本的な問題を考えました。

これは簡単!

と思わずに、「なぜ、こうなるのか?」を少し考えてみましょう。

すると、理解力が進み、「しっかり理解する」姿勢が身につくでしょう。

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