理科のおすすめ勉強法 5〜難関校向け問題集〜|中学受験

前回は「理科のおすすめ勉強法 4〜「できない」から「できる」へ〜」の話でした。

いよいよ夏休みに入りました。

受験生にとっては、「天王山」と呼ばれる夏休みです。

ご存じの方も多いかと思いますが、「天王山」は本能寺の変直後の、羽柴秀吉と明智光秀の合戦での「山場」です。

明智 光秀と羽柴 秀吉(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

羽柴・明智の決戦「山崎の戦い」において、「決定打」となったと言われる「天王山奪取」が語源です。

実は歴史的には、この「天王山」は諸説あります。

「天王山奪取」が、緒戦という説もあります。

天王山での戦いがどうであれ、戦力がはるかに大きかった羽柴方が「明智方を圧倒した」のが実情です。

歴史的なことはさておき、「非常に大きな意味を持つ」心意気が大事です。

今回は、理科を大幅に増強する話です。

まずは、基本的なことはある程度学んだでしょうから、問題にどんどん取り組みましょう。

問題をやって、「分からなかったところは、参考書を見て復習する」姿勢が良いでしょう。

今回は、EGWグループの方のために、良い問題集をご紹介します。

中学入試 最高水準問題集 理科(西村賢治編著 文英堂)

この問題集は、本屋さんで見つけました。

難関校〜最難関校志望の方には、最適だと思います。

思考力を問う難問が多いので、「全部やろう」とは思わないで、「いくつかやってみよう」が良いと思います。

まだ、基礎力が固まっているか、
不安があるよ。

難しい問題集をやっても、
出来る自信がないわ。

もう少し、参考書読んだ方が
良いのかしら。

このように、お考えの方も多いかと思います。

以前、ご紹介しましたが、問題集も参考書と同じで「学ぶ対象」と考えましょう。

問題を解いてみて、出来なかったら「学ぶ」のです。

そもそも、入試問題を解くので、「来年の1〜2月に取り組む問題を今やっている」のです。

早めに学力つけたい気持ちは誰しも同じです。

「今できなくても、来年1〜2月に出来るように学ぼう」という姿勢で、少しずつやってみましょう。

上記のような「難問集」に取り組むタイミングは、子どもによって異なるでしょう。

それもまた「個性」と考えて、前向きに学んでゆきましょう。

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