前回は「理科のおすすめ勉強法 4〜「できない」から「できる」へ〜」の話でした。
いよいよ夏休みに入りました。
受験生にとっては、「天王山」と呼ばれる夏休みです。
ご存じの方も多いかと思いますが、「天王山」は本能寺の変直後の、羽柴秀吉と明智光秀の合戦での「山場」です。

羽柴・明智の決戦「山崎の戦い」において、「決定打」となったと言われる「天王山奪取」が語源です。
実は歴史的には、この「天王山」は諸説あります。
「天王山奪取」が、緒戦という説もあります。
天王山での戦いがどうであれ、戦力がはるかに大きかった羽柴方が「明智方を圧倒した」のが実情です。
歴史的なことはさておき、「非常に大きな意味を持つ」心意気が大事です。
今回は、理科を大幅に増強する話です。
まずは、基本的なことはある程度学んだでしょうから、問題にどんどん取り組みましょう。
問題をやって、「分からなかったところは、参考書を見て復習する」姿勢が良いでしょう。

今回は、EGWグループの方のために、良い問題集をご紹介します。

この問題集は、本屋さんで見つけました。
難関校〜最難関校志望の方には、最適だと思います。
思考力を問う難問が多いので、「全部やろう」とは思わないで、「いくつかやってみよう」が良いと思います。
まだ、基礎力が固まっているか、
不安があるよ。
難しい問題集をやっても、
出来る自信がないわ。
もう少し、参考書読んだ方が
良いのかしら。
このように、お考えの方も多いかと思います。
以前、ご紹介しましたが、問題集も参考書と同じで「学ぶ対象」と考えましょう。
問題を解いてみて、出来なかったら「学ぶ」のです。
そもそも、入試問題を解くので、「来年の1〜2月に取り組む問題を今やっている」のです。
早めに学力つけたい気持ちは誰しも同じです。
「今できなくても、来年1〜2月に出来るように学ぼう」という姿勢で、少しずつやってみましょう。
上記のような「難問集」に取り組むタイミングは、子どもによって異なるでしょう。
それもまた「個性」と考えて、前向きに学んでゆきましょう。