前回は「ペーパークラフトを楽しもう 8〜仕組みを理解 4〜」の話でした。

戦車に比べて、複雑な形の多い戦艦大和ですが、だいぶ出来てきました。
結構出来てたね。
もう少しだね。

また小さなパーツが出てきました。
子どもがハサミで切り、少し曲がっている部分がありますが、おおむね綺麗に切れています。
もう切るのに、慣れたね。
切るのは、出来るよ。
作った当初と比べると、技量も上がっており、自信もついてきました。

これまで作ってきたパーツを組み合わせたら、大きくなりました。
これは、なんだろう?
船に乗っかるのかな?
そうだね。

船体に乗せました。
この上に艦橋(司令官・艦長など司令部・操艦する士官がいる場所)を作ってゆきます。

戦艦大和になってきたね。
あとは、大砲とか作ればいいね。
ここ、触ってみて。
うん。面白いね。
作成中には、完成後、触れなくなる部分・隠れてしまう部分などを中心に、子どもに触れてもらいましょう。
それによって「仕組み」が、自然と、具体的に分かります。
図鑑などで、様々な仕組みの図などがあり、ああいう図を眺めてイメージすることは、非常に良いことです。
ペーパークラフトでも、プラモデルでも、動くプラモデルでも、子どもと一緒に「仕組みを理解」しましょう。
それらの仕組みは簡単なモノ・分かりやすいコトが多いですが、「実際に体験する」ことが大事です。
複雑なことも、「簡単なことが沢山ある」ことが多いのです。
中学受験の算数・理科において、「難問」というのはあります。
難問は、よく見てみて、しっかり考えてみると、「基本的なことが組み合わさっている」場合も多いです。
小さな頃に、「仕組みを理解しようとする姿勢」を身につけることは、学習の上でも、大変有効だと思います。