ペーパークラフトを楽しもう 9〜仕組みを理解 5〜|鍛える創造力

前回は「ペーパークラフトを楽しもう 8〜仕組みを理解 4〜」の話でした。

戦車に比べて、複雑な形の多い戦艦大和ですが、だいぶ出来てきました。

結構出来てたね。

もう少しだね。

また小さなパーツが出てきました。

子どもがハサミで切り、少し曲がっている部分がありますが、おおむね綺麗に切れています。

もう切るのに、慣れたね。

切るのは、出来るよ。

作った当初と比べると、技量も上がっており、自信もついてきました。

これまで作ってきたパーツを組み合わせたら、大きくなりました。

これは、なんだろう?

船に乗っかるのかな?

そうだね。

船体に乗せました。

この上に艦橋(司令官・艦長など司令部・操艦する士官がいる場所)を作ってゆきます。

戦艦大和になってきたね。

あとは、大砲とか作ればいいね。

ここ、触ってみて。

うん。面白いね。

作成中には、完成後、触れなくなる部分・隠れてしまう部分などを中心に、子どもに触れてもらいましょう。

それによって「仕組み」が、自然と、具体的に分かります。

図鑑などで、様々な仕組みの図などがあり、ああいう図を眺めてイメージすることは、非常に良いことです。

ペーパークラフトでも、プラモデルでも、動くプラモデルでも、子どもと一緒に「仕組みを理解」しましょう。

それらの仕組みは簡単なモノ・分かりやすいコトが多いですが、「実際に体験する」ことが大事です。

複雑なことも、「簡単なことが沢山ある」ことが多いのです。

中学受験の算数・理科において、「難問」というのはあります。

難問は、よく見てみて、しっかり考えてみると、「基本的なことが組み合わさっている」場合も多いです。

小さな頃に、「仕組みを理解しようとする姿勢」を身につけることは、学習の上でも、大変有効だと思います。

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