中学受験のあと 1|小学校の教育

前回は「中学受験は良いか」の話でした。

今回は「中学受験のあと」の話です。

少子化にも関わらず、中学受験するご家庭が増えているようです。

僕が中学受験したのは、昭和から平成に変わった時期でした。

都内の公立小学校で、一クラス40名くらいの中で平均して6~8名ほどが受験したように思います。

「受験生同士のつながり」から事前に「誰が受験するのか」は、ほぼ判明しています。

中には後になって「えっ、あいつ受験したんだ」と意外に思うような子もいたり。

様々なドラマがあります。

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中学受験をしたお子様は様々な合否結果があり、一年以上の長きにわたり一生懸命頑張ってきました。

結果に対する思いはお子様も親御様も色々と思います。

長期間頑張ったことは本人にとって非常に大きな歴史でしょう。

そして、しばらくはお子様も親御様もゆっくりして欲しいと思います。

お子様は、あと一月半ほど小学校があります。

6年間過ごした友人たちと最後に過ごす貴重な時間ですから、それも大事にして欲しいと思います。

一方、教員の中には中学受験をしたお子様に対して「長期間休んだ課題等の取り組み」などを強いることがあると聞きます。

「義務教育のやり残しはいけない」という意見もあるでしょう。

しかし、中学受験生は算数・理科・社会・国語で義務教育を遥かに超える勉強をしています。

「中学受験の善悪」に関しては、それぞれの考え方に過ぎないことです。

結果がどうであれ「長い試練を経てきた」受験生には優しく接して欲しいと考えます。

それもまた「教員の大きな務め」と思いますが、いかがでしょうか。

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