前回は「船に乗る経験〜子どもには旅をさせる・視野と見聞を広げる・国内で船に乗る体験・島国日本を実感・「島と島を移動する」船に乗る体験・五島→長崎の海を体験〜」の話でした。
「島国日本」を身体で感じる体験:まず「本州・北海道・九州・四国」

今年2025年、家族と共に四国に旅に行きました。
筆者が四国を初めて訪問したのは、大学院生の頃で、一般的には社会人の年齢でした。

九州や四国に行ったのは、
大学院生の時が初めてです。
ほとんどを東京周辺で育った筆者は、中高生の頃に、北海道や関西に旅に行きました。
また、大学生になると、誰しも海外への志向が高まるので、海外旅行中心でした。


世界の様々な国々と比較して、「小さな国家」と表現されることが多いのが、我が国・日本です。
世界ランキング | 国家名(略称) | 面積(万km2) |
1 | ロシア | 1,709.8 |
2 | カナダ | 998.4 |
3 | 米国 | 983.3 |
4 | 中国 | 959.6 |
5 | ブラジル | 851.5 |
6 | オーストラリア | 774.1 |
7 | インド | 328.7 |
48 | フランス | 55.1 |
61 | 日本 | 37.8 |
62 | ドイツ | 35.7 |
78 | 英国 | 24.3 |
日本の国土の広さは約37.8万km2で、61位(日本が承認している国家・地域の中)です。
この「日本の国土の広さ=約37.8万km2」は、中学受験生も覚えておきましょう。
それは、「試験対策」ではなく「日本人として、自国を知る」ために必要なことと考えます。
日本の国土に関する話を、上記リンクでご紹介しています。
このように「狭い」と言われる日本ですが、「結構広い」のが現実です。


「島国日本」と言われ、多数の島から構成される日本の国家。
日本の島で大きいのは、「本州・北海道・九州・四国」の「日本の骨格なす大きい島」四島です。
これら「四つの島」全てに行ったことがある大人・社会人は、それほど多くはないのが実感です。
日本人の大人・社会人には、



ハワイに行ったことは
あるけど・・・



四国や九州には
行ったことない・・・
このような人も意外と多いのが現実で、筆者も大学生までは同様でした。
ぜひ、「島国日本」を身体で感じるために、「本州・北海道・九州・四国」を訪問することを勧めます。
子どもが楽しめて大人が「子ども心」に戻れる「川辺ふるさとの宿」


今回の旅は、高知から愛媛まで様々な場所を巡る旅でした。
大学院生の時以来、久しぶりに高知・桂浜を訪問して、坂本龍馬の像の前に立つと、



龍馬の像って、こんなに
大きかったのか・・・
写真から「龍馬の像の巨大さ」は分かりますが、思っていたよりも大きかったです。
「像の大きさ」は印象に残りやすいはずですが、人の認識や記憶は、曖昧な点が多いようです。


今回は、愛媛の川と山を感じるために向かった、愛媛県川辺町の宿「川辺ふるさとの宿」に泊まりました。
この宿は、かつて小学校だった校舎をリノベーションして、宿舎にした建物です。
このように、廃校となった学校を宿舎にする例は近年多いです。
実際に泊まる機会は、なかなかないので、楽しみにして向かいました。
場所は愛媛のかなり山奥ですが、最近作られた道路が整備されていて、アクセスは良いです。
外観からして、木造の小学校校舎で、「昭和の香り」を感じることが出来ます。


宿に入ると、エントランス付近に「地元の木材で作ったおもちゃ」たちがお迎えしてくれます。



あっ、
これ、いいな・・・



この木の銃って、
とても良いから、欲しい・・・
おもちゃを見ると、子どもはすぐ「欲しい」になりますが、木のおもちゃはとても良いです。


子どもと一緒に「木製おもちゃ」を作ることも多いですが、多くは「合板(ベニヤ)」です。
これは、価格面からやむを得ないことですが、やはり本物の木は良いです。
木製リボルバーを製作した話を、上記リンクでご紹介しています。
日本に流通している「木製おもちゃ」のほとんどは、外国産の木材の合板(ベニヤ)です。


木造建築の文化が根強く、歴史的に「木材に親しんできた」のが日本民族です。
子どもたち、特に小学生〜中学生の頃の子どもたちには、「日本の木材」に触れる機会が欲しいです。



この銃のおもちゃは、
無料でお貸しします!
これらの鉄砲などの木製おもちゃは、無料で貸出してくれて、部屋で遊ぶことが出来ます。



やった〜!
借りて、撃ってみる!
早速借りた子どもは、部屋につくなり、木製の鉄砲で遊び始めました。



この木材の肌触りが、
とても良い・・・
子どもが楽しいのはもちろん、大人が「子ども心に戻れる」経験が出来ます。
今後、四国を訪問する機会がある人は、ぜひ「川辺ふるさとの宿」を訪問して下さい。
次回は上記リンクです。