経度15度で時差1時間の理由は?〜「完璧目指さず書く」記述の学び・「自分の言葉」でまとめる学び・地球の北極と南極結ぶ子午線〜|2026社会知識+理解増強6・中学受験

前回は「経線と緯線とは何か?〜地球上の位置を決める「地球座標」・地球の地点を想像・小学生が目指さない「模範解答例」〜」の話です。

目次

経度15度で時差1時間の理由は?:「完璧目指さず書く」記述の学び

新教育紀行
地球(Wikipedia)

ほぼ完全な球体である地球。

実際には、様々な引力などの影響で、ほんの少し南北に歪んだ「回転楕円体」の形状をしています。

ただし、一般的な理解として「地球は球体」と考えて良いです。

2026直前期の社会:問4(1)経線とは、どのような線ですか。(3点満点)

A.地球儀で、北極と南極を結ぶ線。(1点)

B.北極と南極を結ぶ線。(2点)

C.北極と南極を結ぶ円弧。(3点)

模範解答例:南北両極を結ぶ半円周に極めて近い曲線。

2025直前期の社会:問4(2)緯線とは、どのような線ですか。(3点満点)

A.地球を横方向に描いた線。(1点)

B.赤道から、北極と南極に向けて描いた水平方向の線。(2点)

C.北極と南極の両方から等しい地点を結んだ線。(3点)

模範解答例:南北両極から等距離の地点を連ねて描いた円周に極めて近い曲線。

前回は、経線と緯線に関して、きちんと記述で答える話をご紹介しました。

このような出題が中学受験〜大学受験で、近年出題されているかは、筆者は知りません。

実際の出題例は不明ですが、「基本的単語の意味を選択肢でなく、記述で答える」問は良いです。

2026直前期の社会:問5

以下の問いに対して、簡潔に文章で答えて下さい。

(1)経度15度の差で、1時間の時差が発生しますが、何故ですか?

(2)日付変更線とは何ですか?

今回は、この問題を考えてみましょう。

「時差の発生理由」も「日付変更線」も比較的基本事項です。

ぜひ、一度記述で答えてみましょう。

ここで、「完全な回答」を目指さない姿勢が大事です。

記述の問題では、「一点でも良いので答えて得点を得る」姿勢が大事です。

記述で「何か書いてみる」話を、上記リンクでご紹介しています。

こういう問題を前にして、

女子小学生

う〜ん、ちょっと
分かるけど、自信ないから・・・

女子小学生

書かないで、
模範解答例見よう・・・

「自信ないから、何も書かずに模範解答例見る」のでは、学力は上がりません。

「間違っても良いから、部分的でも良いから書いてみる」姿勢で書いてみましょう。

特に、記述が出題される学校を受験する方は、直前期は「まず書く」ように努力しましょう。

「自分の言葉」でまとめる学び:地球の北極と南極結ぶ子午線

New Educational Voyage
世界地図:日本が中心(総務省統計局)
2025直前期の社会:問5(1)経度15度の差で、1時間の時差が発生は何故ですか?(3点満点)

A.地球が経線15度ごとに1時間変わるから。(1点)

B.経線は地球を360度に分割していて、24時間で地球が一周するから。(2点)

C.経線は地球一周360度を分け、地球は24時間で自転するため、経度15度で1/24で時差1時間だから。(3点)

模範解答例:子午線は地球を360度に区割りし、地球は24時間で1回自転するから、360/24=15で経度15度で時差1時間。

Aは、問題文を繰り返しているため、理科的には、ほとんど答えになっていません。

その一方で、社会的には「事実としては正しい認識」であり、何も書かないよりは良いので1点です。

Bは、概ね良く社会では満点(3点)の可能性があります。

出来れば、「経度15度で1/24」という根拠があった方が良いです。

Cは、ほぼきちんと回答しており、模範解答に近いです。

Cにおいて、「地球が24時間で自転」は「24時間で一回自転」と「一回」を明記した方が良いです。

ここで、360/24=15という簡単な計算式を提示することが理科では大事です。

社会は計算式はなくても良いですが、暗算でも分かる計算でも「根拠を明確にする」姿勢は大事です。

模範解答例では、「子午線」という言葉を用いています。

この「子午線」は、中学以降の範囲と思われ、中学受験生は必ずしも知らなくて良いです。

子午線

地球の北極と南極を結ぶ曲線であり、任意の(どこかの)経線と一致する。

子午線は、地球を南北方向に分割する曲線です。

模範解答例では、子午線という言葉を用いて、「地球を360度に区割り」と表現している点が的確です。

新教育紀行
地球の自転と公転(新教育紀行)

理科の天体の問題は、「暗記と理解」が適切に点数差に出るため、頻出です。

新教育紀行
地球の自転と公転(新教育紀行)

「なんとなく」ではなく、「自分が地球に立っている」視点で、きちんと理解しましょう。

次回は、(2)日付変更線の記述の話です。

少し長めになりますが、書いてみましょう。

ちょっと自信がない人は、「ネットで検索した結果をまとめる」でも良いです。

ここで、「自分で、自分の言葉でまとめる」と学力が上がるでしょう。

次回は上記リンクです。

新教育紀行

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