前回は「「物質の三態」とは何か?〜性質を簡潔に説明すること+「実例」・空気の構成割合と大事な酸素・「空気の大体の割合」を理解〜」の話でした。
生命体にとって不可欠の空気と水と「ちょうど良い」温度

空気という大気に包まれており、水がある地球。
地球には、生命体にとって「恵まれすぎる条件」が整っています。
この「空気と水」のどちらかが欠けてしまっていたら、地球には生命が存在しなかったでしょう。
そして、私たち人間・人類の登場もなく、今いる私たちも「存在しなかった」ことになります。
このことを考えると、いつも何気なく触れている空気と水には「有難い」姿勢が大事です。
とは言っても、「当たり前のように存在する」ので、日常生活ではなかなか「有難い」とは思いません。
窒素:約78%(約80%)
酸素:約21%(約20%)
空気は、「窒素が約4/5+酸素が約1/5」あります。
一般的には酸素の方が重要ですが、窒素はアミノ酸やタンパク質合成に不可欠な極めて重要な気体です。

太陽・地球・月の距離に関する問題が、天体の問題として出題されることがあります。
太陽・地球・月の距離の問題に関する考え方を、上記リンクでご紹介しています。
これらの問題は、天体の問題では基礎的な部類に入りますが、きちんと図を描く姿勢が大事です。

地球は自転も公転も、「右ネジを回転させる方向」です。
そして、地球は「太陽からちょうど良い距離」にあるため、程よい温度になっています。
この「太陽からちょうど良い距離」であることもまた、生命体・人類にとって必須の条件です。
私たちの周りには生命に不可欠の空気があります。
空気があることは、どのようにして分かりますか。それを知る方法を一つ、簡潔に答えて下さい。
今回は、このような問題を考えてみましょう。
空気の存在はどのようにして分かるか?:「空気があること」とは何か

「空気の存在を確認する方法」を問う問題です。
このような問題が、中学受験で出題されたら面白いと思います。
実際の出題例があるかも知れませんが、こういう問題は極めて少ないです。
先ほどの天体、酸性・アルカリ性などの性質、バネ・てこ、電気、人体、植物、生物・・・
中学受験の理科の分野は、極めて多岐に渡り、大学生や社会人でも分からないことが多数あります。
理科の根本は、身の回りのことに関して、「一体何か?」です。
この意味では、こういう「誰でも理解出来ることを説明する」姿勢は大事と考えます。
A.私たちが生きていることから分かる。(1点)
B.息を吸うと何かを吸う実感があることから分かる。(2点)
C.下敷きであおぐと、風が起こることから分かる。(3点)
模範解答例:下敷きをあおぐと物にあたる感触があり、風が発生することから分かる。これは空気が下敷きによって動かされるからである。
Aは、確かに「生きていること」が空気の存在の証拠ですが、不足しています。
「生きていること=空気の存在」は前提に近く、あまり意味がありませんが、答えないより良いです。
記述でも選択肢でも「答えなければ零点」なので、少しでも記述は答えましょう。
「少しでも書く」話を、上記リンクでご紹介しています。
Aは、答えとして少し微妙ですが、答えているので1点です。
Bは、確かにそうですが「息を吸うと分かる」のは自分自身のみで、客観性がありません。
理科は「客観性が大事」」なので、「自分だけ分かる」では不足なので、2点です。
Cは、下敷きでも扇子でも風を起こすもので、「実際に風が起こる」点が大事なので、満点です。
「風が起こる・発生する」ことは、客観的に第三者でも確認出来る現象である点が良いです。
模範解答例は、言われてみれば小学生でも「分かること」ですが、高校生以上を想定しています。
前半だけでも十分であり、後半は「現象の理由」を説明している点が良いです。
このように、身の回りのことに興味を持って、直前期の理科を総まとめしましょう。
次回は上記リンクです。



