前回は「多数の「沈下橋」がある四万十川〜手すりがない」沈下橋たち・「四国を囲む円」と同等の長さの四万十川・水面に映る土佐の山々〜」の話でした。
湘南で地引網漁の体験:釣りと地引網の違い

今年2025年の秋に、筆者は子どもと一緒に湘南の地引網のプログラムに参加しました。
内野吉貴釣りの経験はありますが、
地引網は初体験です。


東京都の青梅・奥多摩では、釣りが楽しめる場所が多数あります。
釣りに関する話を、上記リンクでご紹介しています。


釣りも面白いですが、「地引網」は大規模な漁業の一部であり、全く違うタイプの漁業です。
湘南の海岸に向かい、専門の業者の方々が、まずは、船を乗り出して沖の方に向かいます。



それでは、我らが
船で沖に向かいます!



そして、網を設置するので、
あとで皆さんに引っ張って頂きます!


漁業の方々が、網を設置するために、沖の方に向かいました。
上の写真で、左手に見えるロープは、あとで「網を引くためのロープ」です。


網が仕掛けられたあと、ロープは海中の方に沈んでいます。
これからロープを引っ張って、地引網が始まります。
みんなで一生懸命引っ張る地引網:大事な子どもの集団行為の体験





皆さん、いよいよ
地引網が始まります!



ロープのところに
集まって並んでください!
いよいよ地引網が始まります。



もうすぐ
地引網始まるね!



この網を引っ張ったら、
お魚さんがいるのかな・・・
周囲には、多数の小学生たちがいて、ほとんどの人が「地引網初体験」のようでした。
こういうプログラムだと、男の子が多い印象がありますが、女の子も多数いました。



それでは、
皆さん、引っ張ってください!





よしっ!
引っ張るぞ!



私も頑張って
引っ張る!
子どもたちも一生懸命ですが、結構重いので、大人も一生懸命になります。



は〜い、
どんどん引っ張って下さい!


どんどん引っ張って、網がいよいよ岸に近づいてきました。


上の写真では、魚を収穫するための網が少し見えてきた状況で、



そろそろ、
引くのは終わりかしら・・・



もうすぐ
終わりだね・・・
先ほどの「一生懸命引っ張るモード」から、皆さんちょっと落ち着いた感じになっています。


いよいよ、地引網が岸に到着して、魚たちの捕獲に成功したようです。
漁師さんたちが、網を引っ張ってきて、少し魚たちが見えてきました。


網にどさっとあるのが、魚たちです。



ちょっと今回は
少なめですが、魚が獲れました!
どうやら、今回の収穫は「少なめ」のようですが、とにかく地引網漁が成功しました。
そして、





あっ、魚が
釣れたね!
ちょっと少なめですが、お魚さんたちが収穫できました。
地引網を引っ張っていた時間は、正味で10分ほどで、それほど長い時間ではありません。
筆者は、子ども時代を通しても「皆で一緒に何かする」のは、それほど多くの経験がありません。
例えば、「遠足」は集団活動の一環ですが、地引網のように「皆で何かする」経験は異なります。
運動会では「集団競技」がありますが、このような「集団行為の体験」は大事なことだと思います。
「地引網という漁業の体験」でしたが、子どもも大人も一丸となって皆で成し遂げること。
たかだか15分ほど「網を引っ張った」だけですが、爽快な気持ちになりました。
次回は、釣った魚を焼いて食べる話です。


