春先に「青々としてきた」コップの植物たち〜「青々と」の語源・植物の生命力の根源「光合成」〜 |コップの小さな畑7・小学生・理科

前回は「「成長の停止」からギアチェンジして成長へ〜冬至から上がる太陽高度・バルコニーで成長したブロッコリー〜 」の話でした。

目次

春先に「青々としてきた」コップの植物たち:「青々と」の語源

New Educational Voyage
コップの中の小さな畑:11日後(新教育紀行)

2024年11月2日〜4日に筑駒中高の文化祭を訪問した際、お土産にもらった「コップの小さな畑」。

子ども

お土産もらった・・・
嬉しいな・・・

大人も嬉しい「お土産」ですが、子どもは「お土産」をもらうと、嬉しさ倍増です。

2024年は様々な中学・高校の文化祭を訪問しましたが、各校の展示で、様々なお土産がありました。

子ども

作った、電気の
おもちゃ、もらったよ!

電子工作の体験をさせて頂き、それを持ち帰らせてくれる学校もあり、皆創意工夫に富んでいました。

今年の関東関西の中高文化祭に関する話を、上記リンクでご紹介しています。

New Educational Voyage
コップの中の小さな畑:127日後(新教育紀行)

少しずつ育った「コップの畑」の植物たちですが、ちょうど冬に当たり、成長が停滞しました。

上の写真は「127日後=約4ヶ月後」の状況で、3月上旬です。

少しずつ春めいてきたので、成長が停滞しているものの、明らかに緑が濃くなりました。

植物の緑が「濃くなる」ことを、植物が「青々とする」と表現します。

女子小学生

学校の植物も
青々としてきたよ!

青々と=植物の葉が新鮮な緑色をしている様子」ですが、見かけは「緑々と」です。

なぜ「青々と」と表現するのかは、筆者は知りません。

男子小学生

僕も知らないけど、
どこかで調べられないかな・・・

調べてみると、昔は、青が「緑周辺の色相を表現」する言葉だったようです。

女子小学生

昔は、
緑を青って呼んだのかな?

現代では、青と緑では似ている面がありますが、やはり違います。

時代によって、色などの感覚も異なるのかも知れませんが、こういう歴史も面白いです。

New Educational Voyage
浮世絵(葛飾北斎)

日本では江戸時代まで、鉄筋コンクリートの建物は、ほとんどなく、ほぼ全て木造でした。

女子小学生

木造ばっかりの街と、
現代の街でも印象が違うかも・・・

人々の「物事を見る感覚・印象」は、江戸時代までと現代では違いそうです。

植物の生命力の根源「光合成」

New Educational Voyage
コップの中の小さな畑:127日後(新教育紀行)

緑の色が増すと、いかにも生き生きしてきます。

真冬は、冬眠するが如く成長が停滞していた植物は、太陽の光を浴びて青々としてきました。

New Educational Voyage
コップの中の小さな畑:127日後(新教育紀行)

大きさは、一週間では、あまり変化しませんが、少しずつ成長するエネルギーを感じます。

子ども

太陽の光が
当たると、元気になるね!

この植物の生命力の根源は、やはり光合成です。

New Educational Voyage
コップの中の小さな畑:134日後(新教育紀行)

さらに一週間経過すると、さらに緑が増し、植物に力が漲ってきました。

New Educational Voyage
コップの中の小さな畑:134日後(新教育紀行)

葉大きくなり、全体的に少し大きくなり、茎の周辺がキリッとして、力強さを感じます。

子ども

葉っぱが
大きくなったね!

3月中旬になり少しずつ暖かくなり、太陽高度が上がるにつれて、植物たちは元気になります。

New Educational Voyage
東京の雪:コップの中の小さな畑 137日後(新教育紀行)

2025年は、3月中旬に首都圏でも降雪があり、気温が下がる日が多くありました。

暖かくなってきたと思ったら、少し冷え込む時期もありますが、概ね暖かくなる時期です。

力強さを増した植物たちの成長が、今後も楽しみです。

New Educational Voyage

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次